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バルコニーから眺める綺麗な風景
西洋感が多々現れる街並みと、自然
空は青く、本当に元にいた世界となんら変わりのないような場所
けれど…
鬱
「ん…？アヤちゃん、欲しいもんある？」
と、聞かれはするもののこの建物の外に出ることは出来なさそうで、聞いてみれば彼等は私を……愛してくれているらしいからいいけれど
人間が敵うような相手は殆ど居ないから危険でしか無いとトントンさんから教わった
「いえ、綺麗だなって見てました」
鬱
「まぁ僕もそこそこに人見知りするタイプだけどね
アヤちゃんのソレは癖？」
唐突な話題転換に一瞬頭がこんがらがる
が、何を言っているのかは分かった
「敬語ですか」
鬱
「そ
んまそりゃ高い場所に位置して人間とあーだこーだ言った末に分離した世界にいる俺らを
神様神様って讃え祀りあげて仰々しい奴らもいるし…色んな話あるからなぁ
アヤちゃんは、怖い？悪魔も、神も…怪物も」
微かに隣からふわりと煙が漂っていて見てみれば、鬱さんは煙草を吸っていた
鬱
「…あ、煙草嫌い？」
「いえ、大丈夫ですよ
あと…私はそんな自分の中の非現実と会ったことも無いので、怖い、平気のどちらかを付けることは出来ないです」
鬱
「人間は怖い？」
少し考えて頷くと、そっかと撫でられる
此処の人達は撫でるのが好きなのか、よく撫でてくる
暗に背が低いと言われているなら悲しいけど
鬱
「…怖がらんね、嬉しいわぁ
なぁアヤちゃん、敬語取れん？
距離あって俺らは寂しいんよねぇ…
皆に対してが怖かったら、僕だけでもええんやけど」
にこ、と笑われてゾワリとする
なんだろう…怖い
鬱
「なんなら俺だけの特権が欲しいとこでもあるけどねぇ
もう…アヤちゃんおらんと寂しくて仕方ないのに、ずーっと『待て』されて…
飢餓に瀕した躾のならん犬の目の前に餌置けば…そりゃ食ってしまう
悪魔だって同じ様に、欲に忠実なんよ」
するりと頬を撫でた鬱さんの手が、突然バチｯと静電気の様な音を立てて離れた
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?(プロフ) - お姉様いつもヤンデレ作品の供給ありがとうございます……本当にいつも助かってますし読む度に塵になっています。全人類殺してしまうのとても性癖です…お姉様が殺した78億人の中の一人に慣れて良かったです…これからも無理はしないでください。 (2021年9月20日 2時) (
レス) id: 60b2883e08 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - ｯあ"〜大好きです!作者様の作品でヤンデレにハマりました!面白い作品をありがとうございます!! (2021年6月10日 0時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - ものすごく面白いです (2021年6月6日 2時) (レス) id: 0957251bb6 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷 - 物語設定がとても素敵で楽しく読ませていただきました！これからも更新頑張ってください！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: ea5b4fe666 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！人外パロ最高！！！！！！(歓喜)想像力の神でしょうか…生き甲斐が増えます…これからも応援してます！！！ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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