忍たま×ナルト異聞録続編 (ページ11)

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手合わせ志願（2）ページ11

ナルト「まあ見てろよ。サイ、行くぜ！』

合図と共に、同時に地を蹴る。

ダッ！

その手合わせを五六年生達は、呆気に取られて見ている。砂煙を上げ、

ナルト「影分身！」

両の指を十字に組み、影分身を1体作り出し、目配せして瞬躰でサイの背後に回る。本体のナルトがサイの右脇腹を左脚で蹴り上げにかかるが、サイは軽々と飛び躱す。そのまま拳にチャクラを込めながらナルトの顔めがけて撃ち出した。

ナルト「ッ！」

直ぐさま後方にジャンプする。分身に自分を投げ上げさせる。分身は、そのままナルトのすぐ上に跳び、ナルトは右腕を上にかざし、叫ぶ。

ナルト「影風車！」

ボンッ！

雷蔵「わっ！分身が手裏剣に…！？」

三郎「あんなデカい奴躱せるのか？俺らじゃ無理だ！」

分身は巨大な手裏剣に変化し、サイ目掛けて投げられた。

サイは躱さず、筆で巻物に数匹の蛇を描く。其れは巻物から飛び出し、

潮江「うおっ！今度は巻物からデカい蛇を何匹も出しやがったぞ！幻術じゃないよなあれ…！？」

仙蔵「どう見ても幻術の類いではないな。信じられん。」

影風車に食らい付く。影風車は消滅した。

八左右衛門「おい、何なんだこれは。』

久々知「俺が知るか。』

七松「なんて速度だ！私でもあんな動きは出来ん！』

留三郎「実体のある分身とか、分身がでかい手裏剣に変化するとか反則もいいとこだろ。』

伊作「相手するとか言うレベルじゃ無いよ！』

仙蔵「全くだ。忍としては素晴らしい戦い方だがな。彼奴らは本当に人間か？
因みに長次。お前なら出来そうか？』

長次「もそ…無理だと思う。』

'終わる頃には、皆呆然となり、終えたナルトが、

ナルト「終わったぜ。やるのか？』

と聞いたとき、五年生生達は、同時にこう言いました。

『遠慮します！』と。