離れていても。そばに。2【sho.S】 (ページ17)

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56.sho side ページ17

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「相葉くん、俺さぁ。

なんか、すごく不思議な気持ちになるんだよね。」

なぜかわからないけど
今話したいと思った。

相葉くんに話したいなって思った。

「すごい、よそから見てる感じすんの、嵐のこと。

この人たちすげぇな、かっこいいなーって。

でもさ、それと同時に、あれ？なんで俺ここに居るんだろ。

なんで白い天井見ながら治療してるんだろって。
考えちゃう。」

俺の話を相葉くんは、
うん、うんって頷きながら聞いてくれてる。

「なんか仕事が生きがいだったじゃん？おれって笑

でも、今は。

仕事に行けなくて。

治療やめたら死んじゃう体になってるんだなって思うとなんかね。

不思議なんだよ。

俺いつからこんな物の捉え方変わったんだろね。

なんで大事な仲間のこと素直に応援できないんだろね

俺おかしくなっちゃったよね。

大好きな4人なのにさ、、、

心の黒いところでは、おれがいない間は売れないでよ、仕事なんて……4人でしないでよって思ってしまうんだよ」

雅紀「しょーちゃん。」

雅紀「やっと素直になってくれたね。

ありがとう」

感謝を言われるなんて、

思ってもみなかった。