推しに求婚されて困ってます２[k.k]

帰り道 ページ35

Aside










あの後、壱馬くんを無事に黙らせ←






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今、


お店を変えほぼ二次会状態の会場には行かずに私の事をことを送ってくれている壱馬くん














「私、一人で帰れるから残って下さって良かったのに……」







壱「Aちゃん1人で帰らすわけないやん。俺が送らな心配やから








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それにこうやって歩いてるだけでも二人の時間って言うか


幸せやなぁって」







以前よりも自然に繋がれている手をギュッと握り直す壱馬







「！！わ、私も壱馬くんとこうして居れるだけで嬉しいです/////」






壱「うわ、今のめっちゃ嬉しい/////


でも手繋いで帰るだけで幸せとか、学生かよ〜みたいになるけど本当に好きな人と居ったらなんでも嬉しいな」



















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数ヶ月前までこうして居れるなんて思ってなかった




二度と離したくないから真っ直ぐに気持ちを伝え続けたり、


相手の事を考えて遠回りもしたけど今、横で貴方が笑ってくれてるのが一番幸せ









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「壱馬くん、大好きですｯ」




握られているだけじゃなくて、今度は私から壱馬くんの手をギュッと握りしめる













壱「ｯ！Aちゃんからとか珍しい〜



俺も大好き。何回言っても足りんくらい」








「はは笑笑


壱馬くん相変わらずですね笑」









壱「ちょ、めっちゃツボってるやん笑

笑うとこちゃうで？」








「だって、今日は真剣だなぁって思ってたらいつもの調子だから笑笑」








壱「んー俺やって緊張しとってんで？」







「えぇ、人の事忘れ物届けて欲しいとか言って呼び出した癖に」





Aに正直にメンバーに紹介したいなんて言ったら絶対に拒否られると思っていたので忘れ物をエサに来て貰った








壱「それはごめんて。



でもさ？出会い方って大事やなぁ。俺もそうやけど、Aちゃんにもさ







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きっとこれから先も初めて出会った時って大事な思い出やん？


それを俺がLIVE会場で連絡先渡したとか、ホテルのエレベーター内で話し掛けたとかホンマにもう………………」












「でも一生忘れませんよ、それ笑


私にとってはきっと一生忘れられない想い出です笑笑」










壱「俺もやで。


でもちょっと修正」





「？？？」






壱「忘れられない想い出の一つな？


これから沢山、2人の大切な想い出作っていこう」

彼氏様→←宣言？

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