敦君に成り代わったからてっきり太宰さんに拾われると思っていたのだが………【文豪ストレイドッグス】【中島敦成り代わり】

予想内？2（番外編） ページ33

貴方side

『広津さん！』

私達が本部について最初にあったのは広津さんだった

『これ、バレンタインの』

そう言って私はすぐに手渡した

広津「どうやら、今年もうまくできたようだな」

『はい！あ、でも今年のやつは龍のために甘さ控えめにしてるから甘いのがよかったらホイップとかそえてください』

私はそう言って後ろを振り返った、私の後ろには少し嫌そうな表情をする銀ちゃんが……
まぁその表情をするのもわからなくはないよ、普段は男として扱ってもらってるもんね

『ほら、はやくわたして！次いかないと！！』

銀「……………」

銀ちゃんは無言で広津さんに渡した

『よし！じゃあ次！広津さんまた何処かで！』

私は今の任務の都合上次いつ会えるかわからないからそう言って次の目的の人がいるであろう場所に向かった



『姐様！！』

次にあったのは姐様、執務室にいるかなって思ったらやっぱりいた

紅葉「A、それに銀もおるのか」

『姐様、これバレンタインのです！！』

紅葉「おぉ、今年もうまくできたのか、３年前は料理なんてできずに私に泣きついてきたのにのう」

「『そ、その事は忘れてください………』」

私と銀ちゃんの台詞が見事にかさなった

紅葉「ふふ、私からしてみれば懐かしい思い出なのじゃがのう」

姐様からしてみれば確かにそうかもしれないけど……

紅葉「ほれ、まだ他にも渡すのであろう？ならばいつまでもここにおるわけにはいくまい」

私達は姐様の言葉にそうだと思い出して姐様の部屋を後にした

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