予想外26 ページ28
貴方side
〜夜〜
”ピンポーン”
とある高級マンションのとある一室、私はその部屋のインターホンを鳴らした
「はーい」
中から可愛らしい声が聞こえてきた、銀ちゃんだ
”ガチャ”
ドアが開けばそこにはエプロン姿&満面の笑みの銀ちゃんが立っていた
銀「A姉さん!!」
銀ちゃんの周りにお花が待っているのは私の見間違いじゃないだろう…
銀「兄さんも中で待ってるのでどうぞ、上がってください」
『それじゃあお邪魔します!』
見慣れた廊下を進んでリビングに行けば仕事服ではなく私服の龍がソファーに座っていた
『ヤッホー、昼間ぶり』
ヒラヒラと手を振りながら龍の隣に腰かける、ちなみに銀ちゃんは夕飯を作りにキッチンに行った
芥川「怒っているか?」
突然、話を切り出して来た龍、どうやら本人も気にはしている様子…
『別に、何か理由があったんでしょ?だから怒ってはない、その代わり理由を教えてよ』
龍は頷き話し始めた
芥川「先日、ギルドという名の組織からとある一つの依頼が来た、その内容は人虎を生け捕りにしてほしいというものだった、勿論僕はそれがAであると送られてきた内容を読んですぐに分かったゆえすぐさま首領にどうするべきかを話に行った」
『それで首領はその依頼を受けるといったの?』
芥川「いや、確かに依頼は受けたが首領はAを引き渡すつもりはないらしい」
『なら何故依頼を受けたの?』
芥川「もし断り他の組織にこの依頼が回って任務中であるAの邪魔をされても困るからだそうだ、だが依頼を受けたからには多少の動きは見せなければ怪しまれる」
『なるほど、だから今日偽の襲撃に来たわけか、しっかり仕事はしているという風に見せかけるために』
芥川「あぁ、だが、この事を知っているのはお前のことを知ってる者達のみ、ほとんどの構成員はそれを知らぬ、ゆえに、樋口は本気でAを捕獲するつもりでいた」
まぁ、確かに私の事、首領が必死になって存在を隠してからね…
『わかった、じゃあ気お付けておく』
芥川「ところでA、僕と戦った時足を再生しなかったのは何故だ?それに、普段ではありえないような行動もっとていた」
『あー、それね、何か異能力が発動しなくてさ、あとおかしな行動の方は多分異能の暴走だと思う、その時の記憶がないから…』
芥川「そうか」
『心配してくれたの?ありがとう』
芥川「様子がおかしければ気にもなる」
ふふ、やっぱり龍はやさしいな
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自由軒 - 乱歩っぽがww 迷探偵www 本人に言ったら絶対こう言う。『ちがーう!!僕は″名探偵″だ!!迷探偵じゃない!!漢字間違えてる!!君は小学生からやり直した方が賢明だよ!!』 (なんか違うような?)まいっか!うん!多分言うよ!可愛いよね!ね?(圧) (2020年10月4日 23時) (レス) id: 8ce7db365e (このIDを非表示/違反報告)
桜理朱理(プロフ) - 予想外31 ページ36の所 名探偵が迷探偵になってますよ (2019年4月22日 18時) (レス) id: 33a5f2410c (このIDを非表示/違反報告)
ヌルク - 更新頑張ってください!応援してます! (2018年12月18日 7時) (レス) id: 8bdbcccac8 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - あッ他の話では「小娘」になッてたンですね。 (2018年9月22日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - とても面白かったのですが、予想外七で国木田さんが夢主を「小僧」と呼んでいますが、この場合「小娘」と呼ぶのが正解かと(男装してるなら別ですが)。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天下えぃか | 作成日時:2018年2月7日 1時