太宰治の幼馴染みに転生したんだけど思ってたのとなんか違う！！（困惑）【文豪ストレイドッグス】

何か違う！！4 ページ6

貴女said

太宰「A………？」

ようやく、私の異変に気がついたらしい治に抱き起こされた

太宰「っ！ねぇ、聞こえてる？A！！」

『おさ、む、たす、けて、さむい、の………』

何とかそれだけ口にする、そうすれば治は焦りだした

太宰「待っててA、すぐ止血するから！！いや、その前に森さんに連絡……」

コートのポケットから携帯を取り出し電話を掛け始める治

『(そう言えば、本来原作では広津さんと協力して中也さんを捕まえようとするシーンじゃ………？)』

ってことは今、広津さんが一人で中也さんを相手にしてる？

『(もしかして私、原作変えちゃった……？)』

それは、不味い、のかなぁ

『(ダメだ、意識、飛ぶ………)』

どうにかそれだけは避けようと思ったけどその努力は無駄に終わり意識を手放したのだった……

太宰said

「A………？」

僕がAの異変に気がついたのは広津さんが戦闘を始めてすぐだった、どうやら打ち所が悪かったらしく彼女を中心に小さな血溜まりができていた

「っ！ねぇ、聞こえてる？A！！」

お願い、返事をして………！！

『おさ、む、たす、けて、さむい、の………』

太宰「待っててA、すぐ止血するから！！いや、その前に森さんに連絡……」

ここまで大量に出血してるときの止血方法なんて知らないしどっちにしろ森さんへの連絡は必要だ、そう考えてコートから携帯を取り出し森さんに連絡する

森「｛やぁ、太宰君どうし……｝」

「森さん助けて！！Aが、Aがこのままじゃ死んじゃう！！」

それだけで状況を察してくれたらしく森さんはすぐに指示をくれた

「絶対助けるから、死んじゃダメだよA」

でも安心して、もし死んだら、僕もすぐ後を追うから

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