《弱い者？そんなの》《僕は歌いたい歌が僕を救ってくれたから》【暗殺教室】 (ページ29)

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自分勝手な私だけど…貴方達を守りたいのページ29

凜紗Side

無我夢中で走り続けた

兄さんのことしか考えられなかった

助けて…兄さんを助けて

桃花「まって！あれって凜紗？」

渚「ほんとだ
凜紗さん！！」

凜紗「みんなっ…!?」

中村「凜紗」

凜紗「兄さんがっ！！カルマがっ！！
お願いっ…助けてっ…助けて
お願いします…カルマと兄さんが…」

茅野「凜紗(撫で)」

凜紗「茅野さんっ…」

磯貝「茅野、倉橋、矢田、渚、凜紗を頼む
中村さんは、ここで、烏間さんに連絡
他のみんなはカルマの家に急ぐぞ！！」

「「了解っ！！」」

渚「流石磯貝くんだね…
凜紗さん、もう…大丈夫だよ」

凜紗「私のせいで…」

倉橋「凜紗ちゃんのせいじゃないよ～
何があったか…言える？」

凜紗「うん…
今日…兄さんと…遊園地に行って…夕方に眠くなっちゃって…起きたら…カルマの家にいて…夜中に起きて…少し話してたら…チャイムが鳴って
カルマが…隠れてって…でも、琉音が嫌な予感するから…逃げろって…」

倉橋「辛かったね
カルマと琉音くんの所に行ける？」

凜紗「うん…」

そして、カルマ君の家に行った

凜紗「カルマっ！！兄さん！！」

烏間「凜紗さん」

凜紗「カルマは？兄さんは？」

烏間「今、救急車に運ばれた
カルマくんは、大丈夫だ」

凜紗「っ！カルマ！」

カルマ「凜紗…無事だったんだ…」

凜紗「カルマ…良かった…どうして？…なんで！」

カルマ「俺がお前らのこと好きだからだよ
守りたいからだよ」

凜紗「…もう…守られるのは嫌…」

カルマ「え？」

凜紗「兄さんを傷つけて…みんなを見下して…
それなのに…私を許してくれて、守ってくれて…
みんなが優しすぎて…怖いんだ…
また…あの時みたいに戻ったら…どうなるのか
でも…そんな気持ちは封じこめた…
もう守らなくていいよ
私は自分で歩いて行く、自分の罪を背負いながら
もう…大丈夫…久しぶりに会えてすっごい楽しかった
みんなカルマと琉音を頼むねﾆｺｯ
カルマありがと(キス
またどこかで会おう
烏間さん、琉音の病院どこですか？」

烏間「送っていく」

凜紗「ありがとうございます」

カルマ「また行くのかよまた離れて！」

凜紗「その方が安心なの!!あの人はきっと、私と琉音が二人揃ってたらまた来るｯ!だから…ごめんねカルマ
その鍵…もう約束…守れないや(出る」

自分勝手でごめんね

カルマ…

もう…貴方達を巻き込むわけには行かない

ありがとう

さようなら

大好きです