《弱い者？そんなの》《僕は歌いたい歌が僕を救ってくれたから》【暗殺教室】 (ページ33)

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琉音の言葉ページ33

カルマSide

琉音が声を上げたのは初めてだった

琉音「心響さん、業、リマネ、僕ライブしてみようと思う」

心響「…急にどうした」

業「あんなに嫌がっていたのに」

琉音「歌い手を初めて最初は怖かったよ
こんな僕の歌を聴いてくれる人はいるのかって
人のことが信じられない僕が歌ってていいのかって
1年経って、色んな人が僕の歌を聴いてくれるようになった、次第に増えてった、高評価も挙がって見る人も増えて
ああ…こんな僕でも聞いてくれる人はいるんだって思ったよ
そして、5人に出会った、少しづつ人を信じることが出来てきた、特に、リマネ、君はいつも僕のことを心配してくれたね、キツイ時もいつもそばにいてくれた
３年Ｅ組の仲間歌い手の仲間
みんながいたから僕はここまで来れたと思う
７年が経った今、やろうと思ってる
凜紗の為にも自分の為にも
僕を信じてくれているみんなやリスナーさん達のためにも
進んで行きたいんだ
お願い！！！次のステージ僕も立たせて！」

心響「琉音…」

業「るーーねーっー！！(ぎゅっ)」

琉音「ちょちょ！きついきついっ！」

業「俺は感動したぞーー！！」

琉音「分かった分かったからあ」

心響「こら、業うるっさい！
琉音ほんとにいいのか？」

琉音「…」

心響「顔だし、ライブするだけで結構辛いと思う」

磯貝「大丈夫ですよ」

心響「え？」

前原「そうそう」

杉野「何かあった時は俺たちがいるし」

中村「琉音は結構強いからね～」

茅野「うんうん！こう見えて胸張る度胸あるもんね！」

糸成「カルマずっと黙ってるけどお前はどうなんだ」

琉音「カルマ…？」

カルマ「俺は嬉しいよ
琉音が決めた事なら俺は応援する」

琉音「カルマ？」

カルマ「…」

渚「ちょ、カルマ!?どうしたの？」

カルマ「いや…」

琉音「ギュッ)心配しないで俺はもう大丈夫！！！
カルマいつもありがとうっ！」

カルマ「…」

いつの間にか成長したんだな…琉音

もう頼ってくれる琉音はいないのかな

俺だけを見てくれる琉音は

こんなこと思っちゃダメだ

応援しなきゃ

琉音「カルマなんで…泣いてるの…？僕なんかした？」

カルマ「っ…ちが…」

なんでだよっ！

琉音「カルマあ？」

カルマ「…おう…えん…してるからﾆｺｯだから
頑張ってこいっ！ﾆｺｯ
渚これ鍵、
ごめん俺調子悪いから寝る、鍵閉めといてな」

琉音「カルマっ！！！」

なにしてんだ…おれ…かっこわるっ

琉音も凜紗も…いつかは独り立ちするのに