《弱い者？そんなの》《僕は歌いたい歌が僕を救ってくれたから》【暗殺教室】 (ページ24)

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凜紗の言葉ページ24

凜紗side

同窓会？の次の日

私は琉音に遊びに行こって誘った

少し電車が遅れてたから遅れちゃったけど、

兄さんは大丈夫って言ってくれた

遊園地？でチケットを買ったら恋人って言われた

そんなのじゃないのに！！

そして、初めてジェットコースターに乗った

どんなふうに動いてるんだろうと思った

兄さんがなんの仕事してるの？って聞いたから

私は絵師になりたいって言った

絵が好きだから

誰なのって聞いてきたから

名前を言ったら

なぜか、兄さんが叫んでた

凜紗「兄さん？酔ったの？」

琉音「いや～なんにもないよ～？笑他のに乗ろうかあ～」

琉音side

嗚呼…心臓が持たないっ！！！

こんな、こんな近くにっ…

僕のことを知ってくれた人がいたなんてっ…

あああーー！！！叫びたいっーーー！！！
やべえ心がうるさいっ！！

凜紗「今度はあれに乗ろ！兄さんあれなんて言うの！？」

琉音「嗚呼あれはね…コーヒーカップ？って言うんだよー」

凜紗「凄い！！」

琉音「凜紗、僕、お昼取ってこようか？」

凜紗「ありがとう！私は色んなところ回ってるね」

琉音「迷子にならないでね笑」

そして夕方

琉音「凜紗、観覧車乗ろっか」

凜紗「観覧車？」

琉音「うん」

凜紗「乗る！」

琉音「綺麗だね」

凜紗「兄さん」

琉音「ん？」

凜紗「ごめんなさい…ごめんなさいっ…酷いことして…酷いことした…兄さんに酷いことしたごめんっ…ごめんなさい」

琉音「凜紗…大丈夫…凜紗」

凜紗「父になにかされるのが怖くて、ママにも当たって、兄さんにも酷いことするようになって…本当はこんな自分が…怖かった…恐ろしかったっ…兄さんの顔を見る度に…謝りたかった…兄さんごめんなさいっごめん…ごめんなさい…」

琉音「ギュ)りーさ…」

凜紗「こんな自分が…いやだっ…」

琉音「…りーさ…もう謝らないで？僕は凜紗のこと悪いと思ってないから」

凜紗「知ってるの…貴方が…まるってこと」

琉音「!?なん…で」

凜紗「…昨日ギター弾いてたでしょ？あの音色で」

琉音「すごいや…って事は、僕の配信も作詞もその意味がわかってるからってこと？」

凜紗「うん…だからっ…兄さんが…外に出るのが怖いって言った時…私のせいだって思った…私がっ！！！！私がっ兄さんの兄さんの人生を壊したっ！！！！」

琉音「凜紗僕は今幸せ、確かに外に出るのは怖い、だけど誰かと一緒なら少しは紛れる、凜紗大好きだよ
僕を知ってくれてありがとう」