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そしてB組。
こちらでは、魔理沙の提案により、連絡先交換をしていた。
勿論、LI◯Eの。

「よーし、全員登録したな〜?」

Aはスマホの画面を見て頷く。
元々アプリ自体は入れていたが、中学の時は友人が少なく、家族ぐらいしか登録されていなかった。
あと、ある人の公式LI◯Eとか。
だから、これだけの人とグループLI◯Eできるのは、かなり嬉しい。

「んーじゃあ、このあとどうしよう?」

アブが言う。
すると突然、声が聞こえる。

「咲夜〜?」
「…レミリア様!?」
「レミリア」

“レミリア”
咲夜と霊夢はそう呼ぶ。
レミリアという名前は、先程会話の中に出ている。
そう、副会長の事だ。

「どうしてここに……」
「どうって、仕事終わったから迎えに来たのよ。男子の顔も見たいし」

?咲夜の所に行くと、男子の顔も見れる?
男子が同じクラスになっている可能性はあるけど、先に帰っていることもあるだろう。

「“どうして咲夜の所に行くと、男子の顔も見れる?”っていう顔してるわね、そこの人。理由は簡単よ。魔理沙が同じクラスなのはクラス発表ので見たから。魔理沙の事だから、どうせ男子と友達になってるだろうな……と思ってたら」

本当に友達になってた、と。
さすが副会長。読みが凄い。

「私は予想する事が得意なのよ。だから、たまに探偵とか言われたりするけどね」

レミリアがそう言うと、

「さすが副会長さんですね!」

早苗が顔を出す。続けて妖夢、こーすけ、フジ、ヒラ。
C組の面々だ。

「うわ。お前ら、変な出てきかたすんなよ」
「そうかなぁ?」
「「ほら言ったじゃん」」

(仲いいんだなぁ。やっぱり)

キヨ、ヒラ、こーすけ、フジの掛け合いにそう思うA。

“ブーブー”

バイブ音。

「あ、ごめん。私だ」

Aのスマホだ。マナーモードにしているので、音はない。
画面を見ると……3つ下の妹から。
滅多にかけてこないので、何かあったのかと心配にはなるが、とりあえず出てみる。

「…もしもs」
「あ、お姉ちゃん?まだ帰って来ないの?」
「もうちょっとで帰る」
「ん。わかった。編集しながら待ってる」
「はーい」

ツーツー。

「何だって?」
「まだ帰ってこないのかって」
「確かにそろそろ帰った方がいいわね」

レミリアが腕時計を見て言う。
すると、何か思い出したようで。

「あぁそうだ。霊夢、今日貴女の神社で花見できないかしら」

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作者名:綾月花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Gmdag78634/  
作成日時:2017年10月2日 4時

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