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あれから1ヵ月が経ち、5月中旬。
今でも葉月くんとも歩とも仲が良い。
二人も共通点があったみたいで仲良くなっている。

俺は今月、葉月くんの本当の姿を見てしまう。






「Aくん帰ろ〜!」



いつものように葉月くんが俺の方に駆け寄ってくる。



「うん、良いよ」



俺が返事をして帰る支度をしていた。その時校内放送が響き渡った。



«図書委員に連絡します。今から臨時の委員会を行いますので、至急図書室に集まってください。繰り返します。___»



「はぁ!?」



俺は思わず席を立ち上がってしまった。
しかも俺図書委員だし!なんでだよ……



「……ごめん。葉月くん一緒に帰れない」



「良いよ!てか僕待つよ?」



「いや遅くなると悪いし帰ってて大丈夫!」



「そう?んじゃ先帰ってるね〜」



そう言って教室から去っていく。
はぁ……なんで委員会があるんだよ…









___「ありがとうございました〜」



委員会が終わると俺はすぐに図書室から出ていった。
早く部屋に戻りたい…!!!
俺は休むことなく寮まで走っていった。






「はぁ…はぁ……」



最近運動をしていないせいか、前より息が上がる。
今度ジョギングとかしとこうかな…

そんなことを思いながらドアノブを掴んで開ける。



「___ん……ざけ……よ」



部屋の方から声が聞こえる。
葉月くんの声では無さそう。だって葉月くんの声はもう少し高めだし……
もしかして強盗!?そしたら葉月くんが大変だ!!
俺は慌てて部屋に駆け込んだ。



「葉月くん!!!!」



「…は?」



「ぬ?」



俺が見たのは、ベッドに足を組んで座っていて目付きがギロッとしている葉月くん……だった。


 

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リツ(プロフ) - 合格おめでとうございます!待ってました!これからも自分のペースで頑張ってください! (2022年4月18日 0時) (レス) @page23 id: 3867293325 (このIDを非表示/違反報告)
千尋くん。 - れーさん» 遅くなってしまってすみません。ありがとうございます!あともう少しで更新出来ますので待っててください…! (2022年1月5日 17時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
千尋くん。 - 空白さん» 遅くなってしまってすみません。もう少しで更新できますので待っててください!ありがとうございます! (2022年1月5日 17時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
千尋くん。 - 憐実ばてすと_EntERさん» 遅くなってしまってすみません。ありがとうございます! (2022年1月5日 17時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
れー - この話待ってる!面白いです!! (2021年9月22日 23時) (レス) id: b5e633d6ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千尋くん。 | 作成日時:2021年6月6日 16時

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