【オリジナル】ドSな女装男子と俺。 (ページ5)

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5.怒りとカッターページ5

瑠依…

怖かったｗ

でもあんな可愛い子が俺の友達…か。

ヒャッホーーーーーーーーーーーーーーーーーウ!!!!!!!

友達ｲｪｱ!!!!!!!

…なんだかんだ言って俺あの子のこと好きなんじゃないのか？

そう考えた瞬間、俺の顔が赤く染まった。

『あー…マジかよ…』

まだあの子のこと何も知らないのに。

見た目だけで好きになっちゃったのか?!

そんな男だったか俺?!

…寝よ。この件に関してはもう考えないほうが良さそうだな。

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瑠「おはよっ！Aくん♪」

瑠依は俺に抱きついてきた。

…可愛い。

『うおっ?!…なんだ瑠依か。おはよ。』

恥ずかしすぎてそれしか言えなかった。

瑠「ﾊｧ…僕に『なんだ』って…僕じゃダメだったの？」

『いや。別に。』

ああああああああああ最悪!!

こんなこと言いたいわけじゃなかったのに!!

好感度down ＆怒らせた？！

てか瑠依ってボクっ娘なのか?!

瑠「…ちょっと来て。」

『ちょ…』

瑠依は俺の腕を掴みながら第二学習室に向かった。

意外と力が強い。

瑠依を怒らせてしまった。

自分でも顔が青ざめていくのがわかる。

学習室に着いた途端…

『うわっ!!』

ﾄﾞﾀﾝ!!

まさかの壁ドン。

俺より身長が低い瑠依に壁ドンされている。

普通は逆だろ。

瑠「A…自分が何したかわかってる？」

『…ごめん、瑠依』

瑠「それじゃ足りない。」

『すみません。瑠依』

瑠「…それじゃ足りないって!!!!!」

ｸﾞｲｯ

…え？

俺の目の前にあるのは

カッター。

『ひっ!!!!』

体が震える。

怖くてたまらない。

涙まで出てきた。

瑠「…ふふっ A可愛い。もうこんなことされたくなかったら僕を怒らせないでね…？」

そう言って瑠依は学習室を出て行った。

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コツ…コツ…

廊下に瑠依の足音が響く。

それと同時に

瑠依の楽しそうな鼻歌も響く。

瑠「フンフンフーン♪…ああ、楽しい☆」

瑠「次はどんなコトしちゃおうかな？虐めるのにこの髪の毛邪魔だなぁ…」

瑠「そうだ！」