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急に視界が暗くなって、
抱きしめられてるんだって気づくまで
時間はかからなくて。
『サグワ、、?』
サグ「Aちゃんがつらいなら、
俺は、俺は、ジンくんの代わりだってかまわない。
だからお願い、出て行かないで。
いなくならないで」
サグワが泣いてる。
動画以外で泣くのははじめてみた。
『泣かないでサグワ。』
そっとサグワの腰に手を回した。
こんなところジンくんに見られたらどうしよう、
そんなこと考える時間すらなくて。
ただ目の前のサグワがどうしようもなく、
小さく見えて。
いまはただ目の前のサグワしか見えなかった。
「あれ?えーっと、サグワさん?とさっき会ったー、、」
ジン「ん?」
『ジンくん、、、』
やばいって前なら思ったのかな。
あの頃の気持ち隠して、
必死に嘘を吐いて、
愛のなかったジンくんすら好きだった私は
もう消えてしまったから。
あぁ、もうお帰りかな?ってそれしか思わなかった。
『もう帰るんですか?』
「いまからデートしてきます笑♡」
『そうですか!楽しんできてください笑
あ、寒いからカイロあげますね笑』
「あ、ありがとうございます!」
『いえいえ』
割り切ることってこんなに大切なのね。
もうなんとも思わないし、
この人と普通に会話ができる。
そっか、だったら普通に会話すればいいのか。
じゃあ出ていかなくていいか、
私別に彼女じゃないし。
その人が私に対してそんな感情が湧かないって
ゆってないからでしょ?
ばいばいジンくん。
仲間家にばいばいはしなくても貴方はさようなら。
なにもしらなかった頃に戻ればいい。
出会う前の私になればいい。
もう、全てをリセットするよ。
サグ「Aちゃん、、、?」
『ありがとう、サグワのおかげかも。』
サグ「え?」
『私もうカワグチに盲目なのはやめた!!!
もう、大丈夫だから。
たくさん心配かけたね、ごめんね笑』
ジンくんだけをみてた私が悪い。
あの人の嘘を見て見ぬ振りした私が悪い。
許してしまった私が全て悪い。
もう、大丈夫。
ばいばいジンくん。
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かか - 続き待ってます! (2018年7月20日 18時) (レス) id: 97749a7a82 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き待ってます。 (2018年7月19日 3時) (レス) id: bd00b82439 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87748号(プロフ) - 続き待ってます!この作品大好きです! (2018年7月2日 14時) (レス) id: 704cc22502 (このIDを非表示/違反報告)
あゆちぇる(プロフ) - ここねさん» 涙ボロボロなんて....ありがたいです....ちゃんと頑張って書きます!!ありがとうございます!!! (2018年6月24日 16時) (レス) id: 3181354f55 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - 消さないでーー!!もう涙ぼろっぼろになりながら読んでんの笑 (2018年6月24日 9時) (レス) id: 9d3602ee87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆちぇる | 作成日時:2017年11月9日 3時