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-パチリ
『…』
目を覚ませば、真っ白な部屋にいた。
薬品の匂いや微かに感じる血の匂いからして、医務室だろうと思う。が、少し歩いた先にある窓からの景色は、ただの病院とは言えないものだった。
なぜなら、軍人たちが訓練しているから。
｢声を張り上げろっ！！｣
｢｢｢はいっ！！｣｣｣
｢相手を見ろっ！隙を与えるなっ！！｣
｢｢｢はいっ！！！｣｣｣
実際に見た訳では無いが、声からしてそう。絶対。
(でもなんで、軍にいるのだろう)
ｰガラガラガラ
sn｢そろそろ目を覚まし、って、え！？なんで起き上がってるん！？まだ寝とかないと駄目だよ！！｣
『えっ、ご、ごめんなさい』
(お、怒られた…)
sn｢あ、そうだ痛いところは？君、結構危なかったんやで？｣
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ヒメルがゾムを庇って倒れた後。
zm｢ペ神ッ！！！｣
乗客の誘導をしていると、背後から呼びかけられる。
sn｢ゾム！ちょうどいい所に、軍からコネシマとショッピ君が…どうしたん？｣
近づいて来るに連れ見えた顔は、真っ青になった仲間の顔。
zm｢ペ神っ…、お、俺を庇って腹を、撃たれてもうてっ。血ぃ流し過ぎやし、た、倒れて！意識も、な、なくて…、ど、どうしよっ、｣
sn｢落ち着いて、ゾム。何があったん？｣
zm｢か、か意義の時にいた、ヒメルさんがおって、おっ、俺油断してて…！！敵に気づかんくて、それをヒメルさんが、か、庇って…、腹、撃たれてん！動かさん方が、ええと思って、おいて来ててッ…。てっ、敵に見つからんように影に移動させたんやけどッ｣
sn｢わかった、わかったから。一旦落ち着こうゾム。まず、俺をヒメルちゃんのところまで案内して。そうしたらゾムは外にいる敵に向かって欲しい。コネシマとショッピ君がもうすぐ来るから｣
zm｢…ごめん。こっちや｣
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sn｢…良かった、臓器に傷はないな。とりあえず止血して…｣
zm｢だ、大丈夫？死なへんよなっ？｣
sn｢安心して、死ぬことは無いはずだから。でも早く軍に連れて行ってちゃんとした処置をしないと｣
zm｢じゃあ俺シッマんとこ行ってくる｣
sn｢うん｣
もし、臓器に傷があったのなら出血多量で死んでいてもおかしくなかった。もしそうなれば、ゾムはきっと心を痛めてしまうだろう。
sn｢ゾムを助けてくれて、ありがとう。絶対に、助けるから｣
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限界突破コレステロール - 医務系の夢主ちゃんは沢山いますが、この作品は中でも特に好きです！！しかも推しがオチとか最高か？？作業頑張ってください！！ (8月16日 16時) (
レス) id: e326b71f3a (このIDを非表示/違反報告)
名無しさんと言えば名無し - 展開やばすぎｨ‥やばすぎｨ（大事なことなどで2回） (7月4日 20時) (レス) @page21 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - うわぁ…。めっちゃ好きです！展開とか、夢主の性格とか、神ってます！応援してます！ (5月6日 18時) (レス) @page14 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆのこ。 | 作成日時：2023年4月11日 7時
