【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

22,「仲裁役って何か嫌だ」 ページ22

二人は何故か険悪な雰囲気になっていった。



……え、あれ？二人仲良くなかったっけ？何で喧嘩してんの？？何でバチってんの？？



ていうか何で決別して万事屋が二つに別れてんの！？






神楽「ウチはアンタみたいな軟弱な万事屋と違うんだから」



新八「聞き捨てならないな。どこが軟弱なんだ！！」



神楽「何なら今証明してあげるけど？」



新八「面白い…どちらが万事屋の看板を背負うに相応しいか、今日こそ決着をつけて」



銀時「まあまあまあまあまあ！！」






すると、銀時君がバチってた二人の間に割り込んだ。

……え？今入ってく雰囲気だった？美男美女の喧嘩を傍観する雰囲気だったくない？






銀時「何かよく分かんないけど落ち着こっか！！喧嘩はよそう！つーか君達……ホントに新八君と神楽ちゃん？」



神楽「……何この馴れ馴れしいオッサンおでこに鼻クソついてんだけど」



銀時「オッサンって誰に抜かしてんだアバズレ！一人で大きくなった様な顔しやがって！乳揉んだろか！？」






はは、愉快だなァ。





……って、ん？





(私このまま此処に居たら認知されてしまうよね？？死んだんだし此処に居たらヤバくない？)






銀時「つーか勘違いしないでよね！！これは鼻クソとかじゃなくて！ホクロなんだからね！！」



神楽「は？勘違いしないでくれる？？ホクロの事じゃなくてその横についてる物体の事言ってんだけど？」



銀時「あぁ………ホントに鼻クソついてた…」






ついてたんかい。

ていうか本当にどうしよう。何処かに隠れる？？でも今からじゃ、






神楽「つーか…何でこの人銀ちゃんのコスプレしてんの？」



銀時「エ」



新八「というか何故俺達の事を知っている」






ヤバイ銀時君も色々言及されてる！！どうしようとりあえず逃げ、










.











＿＿＿＿新八「……え？Aさん？」










『…………エ』










真撰組の制服を着ていたから目立っていたのだろう………逃げようと動いた瞬間、








バレた。









新八君はこちらを見て絶句している。






神楽「う、嘘………A…？げ、幻覚？」






あ、神楽ちゃんも気付いちゃった。どうしよう。え、まじでどうしよう神楽ちゃんの目が潤んできてるよ？大事になってきてるよ？？





……あれヤバくね










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