【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

10,「3D団子」 ページ10

団子を一口で食べてしまった銀時君。口大きいねぇ。



…………じゃなくて。






『馬鹿！得体の知れないもの食べたら駄目＿＿＿っていうか、え、食べれたの？』






実際にこの場にある団子は食べられた。銀時君飲み込んだし。それを間近で私は見た。


…………やはり私の推測正しいのでは？？






銀時「あは、ははは、た、食べられるんだ？」



『銀時君、諦めるんだ。ここは映像の中、』



銀時「いいい言うんじゃねー！違う！俺は信じねーからな！！」






みなさん見てますかーこれが現実が受け止められない人の痛々しい図ですよー。






『というか触感がある事態でおかしいだろう。視覚や嗅覚はともかく…触感がある時点でその物がその場にある、って事だから』



銀時「待て待て待て待て落ち着け！！」



『君が落ち着きたまえ。その団子は実際に君の口を通ったんだろう？味がして食べれた、と感じたのがその証拠だよ。直に食道を通り……胃に到達する』



銀時「俺団子吐きます」



『何でだよ！！！！』






みなさん見てますかーこれが現実が受け止められない人の痛々しい図ですよー。



………………いや、じゃないよ！！！！！





(もうこの際銀時君が認める認めないはどうでもいい！けど問題はこの状況だ！どうするんだこれ！)





戻り方なんて分からない。

神楽ちゃんと新八君もあちらに残してしまっているし。どうしよう、いつ出られる？



解決の糸口となる肝心の映画泥棒は気絶してるから状況を聞こうにも聞けないし。どうしようどうすれば、一生出られないなんてことないよね？そもそもここ何処？江戸なの？？






銀時「イヤ違う！3Dだよこれは！！」



『は！？まだ言ってんの君？知らない場所に二人きりで放り出された！この時点でおかしーでしょ！』



銀時「……知らない場所で二人、きり…？案外良いかもしれねェな」



『なに惚気てんだぶちのめすぞ天パ！！！』






そのままアホなの君！！と続けようとすると…








＿＿＿＿＿＿＿ザッ、ザッ、ザッ…









「『！』」






どこからか、足音が聞こえた。どうやら此方に向かってきている様だ。






銀時「っ、とりあえず隠れっぞ！！」


『う、うん』






何があるか、誰が来るか分からず得体の知れない状況にとりあえず二人で素早く墓の後ろに隠れた。


……因みに映画泥棒は銀時君が隠しました。











ー

11,「五年」→←9,「団子」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す