39,「終われば」 ページ39
そしてそれから、色々あった。
有君が抱き着いて来ようとしたり。
さっちゃんが抱き付いてこようとしたり。
有君が抱き着いて来ようとしたり。
さっちゃんが抱き付いて来ようとしたり。
全て避けたけど。
いやもうストーカー組は完全に号泣だったよね。鼻水つきそうだったから避けた。そんで色んな人達に出迎えられて。
皆泣きそうな表情だったから死んだ事を悲しんでくれる人がいて嬉しいなァ…って思ってしまった。
そして久しぶりの皆との交流に喜びつつ魘魅を調べた。
街中の人に聞き回ったり、厭魅は居ないかと声をかけをしたり。犯罪の方に手を染めていそうなゴロツキ共を締めて聞き出したり。
そして、その結果はと言うと。
__________
______
___
銀時「あー、魘魅のえの字もでてきやしねェ!」
進歩なし!!!!
『……っはー…』
現在私を含めた真撰組四人と万事屋で休憩している最中。川がすぐ近くに流れている河原に寝転がって完全にのんびりしている。
神楽「……どうするアルか」
「『?』」
そうして滅び掛けの星とは思えないくらい和やかな食う気に一息ついていれば、今まで黙っていた神楽ちゃんがボソリと呟いた。
______何処か、寂しそうに。
神楽「……ソイツが見つかって、全部終わったらどうするアルか」
ソイツ……?あぁ、魘魅のことか。見つかったらどうってそりゃあ…
銀時「決まってんだろ。ボコボコにする」
『それで江戸も直してもらわないとね』
元々その為に此処に来たんだし。そしてその後は……帰る、だろうな…やっぱり。
神楽「…違うアル。お前とAはどうするかって聞いてんだヨ」
『!』
私の心中を察したかの様な問い掛けをしてくる神楽ちゃん。見れば、総悟達も此方を見ていた。帰るって言いにく。
『えーっ、と』
銀時「帰るよ。待ってる奴等が居るからな」
『!』
銀時君は私が言い淀んだのに気を遣ってか、ハッキリと言い放った。
『…銀と、珍宝君が帰るなら私も帰ろうかなー?昇天的なアレで』
それを申し訳無く思いながらも私も真撰組に笑いかけた。
三人は一瞬傷ついたかの様な顔をしたが、すぐに何時もの顔に戻って…罪悪感が顔を出す。
ー
991人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(プロフ) - 実珠さん» naluhodone☆wakaruwa☆ (2021年5月9日 20時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 夢花さん» そうなのよ……銀魂男子は絶対そういうの大切にすると思うのよ…… (2021年5月9日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - てか、夢主ちゃん死してなお愛されてるのね…ぐへへへへ←は? (2021年5月9日 20時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 実珠さん» おk!暇やったら見るわ!呪術廻◯戦といい銀魂といい…ネトフリでみなきゃいけないのが増えてきたぜ☆嬉しいけどね☆ (2021年5月9日 20時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 夢花さん» あ、でも夢主が真選組だからちょっと意味分かんないかも。これもネトフリでやっとるで。銀魂完結編、って調べれば出てくると思う (2021年5月9日 18時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月6日 14時