紹介してもらった人が最推しでした。 (ページ7)

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早くない？ページ7

A視点

宇都木さんと解散して、家に着いたときには22時半だった。
お風呂に入って、スキンケアの最中。宇都木さんからラインが来た。

ut［今日はお疲れー。早速なんやけど、来週あたり空いてる日ある？］

［お疲れ様です！来週は特に予定もないのでいつでも大丈夫だと思いますけど、え？まさか…？］

ut［お察しの通り食事に行きます。相手方のやつと俺の友達］

［展開が早すぎて頭が追いつかないんですが、相手方が食事の提案されたんですか？え、宇都木さんの友達？］

ut［ごめんごめん、説明むずいから電話してもええ？］

そう送られてからすぐに電話がかかってきた。

まず、相手側の名前は永実智さん。
食事を提案したのは宇都木さんのお友達2人。
永実さんは女性に不慣れ、恋愛慣れしていないのでお友達がお節介ということで複数人の食事会で慣れさせようという考え。(宇都木さんがいうにはお友達2人はただ私に会ってみたいだけだと言っている)

「えーっと、わかりましたけど、肝心の永実さんには私のことお伝えしているんですよね？というかもう顔写真とか見せました？前に送った盛れてる写真。」

ut「それはもう、バッチリよ！食事会の日程は……永実さんのライン教えるからそっちに聞いてもらってええかな？俺が連絡取るよりそっちの方がコミュニケーション取れてええやろ」

「わかりました…にしたって展開早いですよね？びっくりしましたよ解散して2時間も経ってないのにもう決まってるんですもん。」

ut「いや、ほんまごめん！すぐあっちに連絡とって相談したから早くなってん。」

ピコン

ut「これな永実さんのラインな」

「ありがとうございます！緊張するけど話しかけてみますね。」

ut「オッケー、じゃあまた来週な〜」