file 3 White clover ページ47
そして、私は響介さんの車の助手席に乗り込んだ。
蠣崎はどうやらどちらかをころすつもりらしい。
どっちも助けたい。と思ってしまうのは運命に抗うことなのだろうか。
いや、抗うなんて関係ない。私は、自分の思ったとおりに行動する。
・
そして、島原さんの旦那さんが働いているという学習塾に来た。
そして、すぐに駆け出す。
自分が後で倒れても構わない。
だから、間に合って。
蠣崎『想像しろ。お前はどんな未来を送ってる？想像しろ！アイツのせいでその夢が叶う未来が、
消え失せることになる。』
この言葉に泣き出す妹さん。
お前も想像しろ。
と言って今度は旦那さんに拳銃を向けた音がした。
その間にも私たちは拳銃を取り出しながら、階段を登って行く。
しかし、蠣崎の次の言った言葉が私には頭から離れない。
蠣崎「心から愛した人が、一生側にいたいと思った人が、何も前触れもなくこの世からなくなる。」
彼の時もそうだった。
前触れは実際にあったのかもしれない。
でも、気づけなかった。
今は、そんなことを考えている余裕なんかない。と思い、行動に移す。
イヤホンから聞こえてくる言葉に１つ１つが胸に刺さる。
自分も昔は蠣崎と一緒だった。同類なのだ。
ついに、タイムアップだ。という声が聞こえる。
2人ともころす。そういったとき、旦那さんが声をあげた。
俺をうて！と。
そして、旦那さんは一人一人に言葉を言っていく。
その間にも、私たちは歩みを進めていき、亡くなっている警備員さんを見つけた。
それを、横目で見ながらも進み、ライトのついた部屋についた。
壁に沿っていると、拳銃の発泡音が聞こえ、すぐじドアをあける。
そこにあった光景は、旦那さんが頭から血を流して倒れていた。
そして、蠣崎は私たちに銃を向けたまま近寄る。が、銃を捨てた。そして、手をあげる。
私も銃を捨てたが、響介さんは捨てない。そして、蠣崎を倒して銃を構える。
蠣崎「うて。」
復讐が終わったから、しにたいのだろうか。
私も、蠣崎と同じような運命を辿るんだろうか。
その考えに震えが止まらない。
狂ったようにころせ。という蠣崎に対し、響介さんは銃を構えうとうとする。
しかし、島原さんがそれをやめさせようとした。
島原「銃を降ろして。」
その言葉で響介さんは銃を降ろし、蠣崎を確保した。
file 3 White clover→←file 3 White clover
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「松村北斗」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はりぃさん - すとろべりーさん» 余裕ができたら直そうかな。と思ってます。ごめんなさい。 (2021年3月30日 15時) (
レス) id: 399d9ccc7c (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - 博多の人ここまでなまってないです。全国各地のいろいろな方が見られると思うので、標準語の方が読みやすいと思います。 (2021年3月28日 21時) (レス) id: faef8b847c (このIDを非表示/違反報告)
みかんまりあ - ナナさん» ありがとうございます。貴重なご意見参考になりました。そうさせてもらいますね。 (2021年2月26日 6時) (レス) id: 399d9ccc7c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 楽しく拝見しております！差し支え無ければなのですが…方言に慣れていない方も読まれるかと思うので、台詞は博多弁・ストーリー全体は標準語と分けて頂けると更に面白いなと感じました！作者様のお考えもあると思いますので御検討頂けますと幸いです。応援しています！ (2021年2月26日 1時) (レス) id: e14d8c7171 (このIDを非表示/違反報告)
みかんまりあ - 伯方の塩さん» どういうとこ変えればいいか言ってくださると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました (2021年2月23日 7時) (レス) id: 399d9ccc7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここあらて | 作成日時：2021年2月20日 11時
