アンドロイドと少女と人間【wrwrd】 (ページ36)

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エース視点

mb「エース様。A様がお見えになってます。」

a「あー。おっけ。今行く」

っあぁ〜

結局1回も行かずに終わったしなぁ！

『…久しぶりだね？エース。』

ちょっと不貞腐れた様子で言う。

a「ごめんなさい。仕事で忙しかったんです。」

『ふふ、別に怒ってないよ』

不貞腐れた顔からニコニコにかわる。

絶対演技だろ。

a「体は？もう大丈夫なのか？」

『うん。今日から部屋で寝れる。エースは？』

a「俺か…仕事があるから寝れないんだよ」

アンドロイドだから。寝なくても行けるしな別に

『…システムアップデート。あれエースでしょ？』

a「あぁ。もしかしてそれのせいで再起動遅かった？」

『うん。』

やっぱりか。一度に、たくさんのアップデート入れちゃったから

a「ごめんな。」

『「･･･」』

やべ、なんか話すの下手になってる。

a「あー、じゃあ俺仕事戻るな、」

『…う、ん。私暗殺部隊に配属になったから。』

a「ん。頑張れよ」

そう言ってAの頭をわしゃわしゃしてAの元を離れる

『ふへ…じゃあね』

…あの笑顔を見る度に。

最近思う。

a「先に死ぬのは…俺でいい」ﾎﾞｿｯ

あいつは生きるべきなんだ

gr「エース、良かったのか？」

a「いいんだ。何回も聞くなよw」

gr「さぁ、作業を再会しようか。」

a「あぁ、そうだな」

これが完成すれば。

きっと俺が居なくても。大丈夫になる。