ちぐはぐな[リズム]は歌い手様に好かれました。Part4! (ページ31)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:9,697 hit

158.本作品二回目カラオケ。ページ31

なんか最近hit数が二桁後半だったり三桁だってりして嬉しいです
それといつの間にか1000hit行ってました
本当にありがとうございます！

桜餅side

桜「─────それで、私らはなんでカラオケきてんの」

ライブ前日なうだよ。

何故かリズムでカラオケ店にいるよ。

···いやほんとなんで

『えーっと、明日声出ないとかなったら嫌だからストレッチ程度に？あと暇潰し』

事の発端はコイツである。

キャ「なんかライブの事で忙しい人と逆に暇すぎて出払った人がいて私らだけ取り残された」

粉「トリノコシティ···あっごめふざけた訳じゃない冷たい目線やめて」

『まぁ、そういうこと！適当に歌お』

そう言って月弥が曲を入れる。

画面に映った文字は、“だんだん早くなる”。···え

桜「ほんとにストレッチだね···」

呆れつつ月弥の方を見ると、歌う前にいつもこれ歌ってるんだーと言ってマイクを手に取った。

『ほら、正美歌うよ』

無理矢理マイクを渡され、もうなんでもいいやとか思いながら息を吸った

「「こんにちは初音ミクだよぉー」」

「「曲どこ行ったよ！？」」

わぁ息ぴったり。

それうんたら厨テストのやつじゃん、と苦笑いする優衣。

まぁ最初はそんな感じで、ストレッチ曲終わったらパリピ楽曲(骸骨楽団とリリアとかパンダヒーローとか)歌って、あっち系(え？あぁ、そう。とか)歌って、なんか色々歌ってたらかなり時間が潰れていた。

キャ「4:30だけど···あと何曲か歌ってここでる？」

常に着けている腕時計を見ながら優衣が私らに問う。

粉「そうだねぇ」

『了解ー』

二人が賛同の声をあげた。

桜「···めっちゃどうでも良いんだけどさ、ふと思ったこと言って良い？」

三人を見ると、どうぞーと言う目で私を見た。

桜「明日のライブの名前さ、なんで普通にクリスマスライブとかじゃなくて“クリスマスをぶったぎる”なんだろうね」

粉「いや知らないよ」

珍しくツッコミにまわった由乃。

『運営側の都合じゃないの？』

キャ「いやそういう答え求めてる訳じゃないっしょ」

こっちも普段の立場が逆転していた。

その流れのまま喋っていたらさっき入れていた曲が流れ出した。