切裂き王子の恋3 (ページ5)

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温泉ページ5

山本「アンタさ…嫌われてるだろ(笑)」

山本は悪気の全くない顔でレヴィに毒づく

レヴィ｢ぬっ！失礼な事を言うなガキが!!｣

山本「だって今、絶対いやらしい事考えてただろ？」

ルッス「まぁ!?レヴィったらふ・け・つ!!」

ベル「おい…レヴィお前は来んな…つかイタリア帰れ」

フラン｢危ない危ない…さぁこれを被って…｣
フランはカエルの被り物をAに被せようとする

ベル「てめぇは何してんだよ(怒)」

ベルはドスッとフランの頭を殴る

フラン｢いだっ…殴ることないじゃないですかー。あの雷キモ親父からAを守ろうと…｣

ベル「んなもんで守れるか(怒)…とにかくレヴィは来んな」

レヴィ｢貴様らぁ…(怒)｣

スクアーロ｢もう…行くならさっさと行くぞぉ!!｣

XANXUS「ブハッ…(笑)」

ーー温泉旅館前ーー

ベル「へぇ…なかなか、いい感じのとこじゃん」

フラン｢そうですねー。ロン毛隊長の選んだ所にしては…まぁまぁ…ですかね｣

スクアーロ｢文句があんなら来なくていいぞぉ!!｣

A「わぁ…凄い!!」

XANXUS「さっさと入れ…カスが」

店主｢VARIA様御一行様ですね!!当旅館は露天風呂が人気なんです！もちろん料理も楽しみになさってくださいませ!!｣

ルッス「お料理も楽しみだわぁ!!スクアーロの奢りだしぃ〜♪」

レヴィ｢浴衣…｣

スクアーロ｢チッ…俺の自腹ってのは気に入らねぇが…｣

スクアーロはXANXUSの後ろを必死に付いて歩くAを見て眉を下げる

スクアーロ(Aのやつ…俺たちの事を沢田と爆弾小僧の前で…)

スクアーロはフッ…と笑う

店主｢お部屋は全部で4部屋でよろしかったでしょうか？｣

スクアーロ｢あぁ…。ボスさんは特別に、この旅館では一番良い部屋を用意したぞぉ｣

XANXUS「フン…」

スクアーロ｢ちったぁ感謝しろぉクソボスがぁ｣

ルッス「私たちの部屋はどこなのぉ？」

スクアーロ｢俺とレヴィとルッスーリアが一緒だ｣

ルッス「まぁあ♪スクアーロ…一緒に…ねる？」

スクアーロ｢う゛…上目遣いすんなぁ！部屋は一緒だが仕切りがある!!｣

フラン｢げっ…じゃあ必然的に、ミーとベル先輩が…｣

ベル「オレはAと一緒の部屋にするから心配すんなカエル」

A「え…」

スクアーロ｢んなわけねぇだろぉ!!ベルはフランと一緒の部屋だぁ！さっさと荷物持って行きやがれぇ｣

フラン｢ちぇー｣

ベル「やだね…オレ王子だもん…荷物なんか運ばないよ」

スクアーロ｢ベル!!我儘言うなぁあ(怒)!!｣