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第二訓 ペットは飼主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう ページ10

「局長ォォ!!」
「貴様ァァ!!何をするかァァ!!」
「スンマセン間違えました出直してきます。」
「待てェェェ!!」
銃を突きつける。
「貴様が万事屋だな我々と一緒に来てもらおう。」
「…わりーな。知らねェ人にはついていくなって母ちゃんに言われてんだ。」
「幕府の言う事にも逆らうなとも教わらなかったか。」
『(教えてねーよ。つか幕府の…?)』
「オメーら幕府の…!?」
「入国管理局の者だ。アンタに仕事の依頼に来た万事屋さん。」



「入国管理局の長谷川泰三っていったら天人の出入国の一切をとり締まってる幕府の重鎮スよ。そんなのが一体何の用でしょう?」
「何の用ですかおじさん。」
「万事屋っつったっけ?金さえ積めばなんでもやってくれる奴がいるってきいてさ。ちょっと仕事頼みたくてね。」
「仕事だァ?幕府仕事なんてしてたのか。街見てみろ天人どもが好き勝手やってるぜ。」
「こりゃ手厳しいね。俺達もやれることはやってるんだがね。なんせ江戸がこれだけ進歩したのも奴らのおかげだからおまけに地球をエラク気に入ってるようだし無下には扱えんだろ。既に幕府の中枢にも天人は根を張っているしな、地球から奴らを追い出そうなんて夢は見んことだ。俺達にできることは奴らとうまいこと共生していくことだけだよ。」
「共生ねェ…んで俺にどうしろっての。」
「俺達も派手に動けん仕事であァ。公にすると幕府の信用が落ちかねん。実はな今幕府は外交上の問題で国を左右する程の危機をむかえてるんだ。央国星の皇子が今地球に滞在してるんだが、その皇子がちょっと抱えていてな…それが…。」



「余のペットがの〜いなくなってしまったのじゃ。探し出して捕らえてくれんかのォ。」
よーしよーしと猫を撫でながら言う触覚の生えた皇子が言うが銀時たちは無言で引き返そうとした。
「オイぃぃぃ!!ちょっと待てェェェ!!君ら万事屋だろ?いやわかるよ!わかるけどやって!頼むからやって!」
銀時の肩をつかみ説得する長谷川。
「うるせーなグラサン。叩き割るぞハゲ。」
「ああハゲでいい!!ハゲでいいからやってくれ!!」
『いいのかよ。』
「ヤバイんだよあそこの国からは色々金とかも借りてるから幕府。」
「しらねーよそっちの問題だろ。ペットくらいで滅ぶ国なら滅んだ方がいいわ。」
「ペットぐらいとはなんだぺスは余の家族も同然ぞ。」
「だったらテメーで探してくださいバカ皇子。」
「オイぃぃ!!バカだけど皇子だから!!皇子なの!!」

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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時

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