第一訓 天然パーマに悪い奴はいない ページ5
「くらァァァァ!今日という今日はキッチリ金返してもらうで〜〜!!ワシもう我慢でけへんもん!!イライラしてんねんもん!」
「オーイ借金か。オメーらガキのくせにデンジャラスな世渡りしてんな。」
「俺達がつくったんじゃない…父上が「新ちゃん!!」」
「何をゴチャゴチャぬかしとんねん!!早よ金もってこんかいボケェェ!!早う帰ってドラマの再放送見なアカンねんワシ。」
「ちょっと待って今日は…「じゃかしーわ!!」」
「こっちはお前らのオトンの代からずっと待っとんねん!!もォーハゲるわ!!」
『(勝手にハゲとけよ!)』
と内心暴言吐いているアキ
「金払えん時はこの道場売り飛ばすゆーて約束したよな!!あの約束守ってもらおか!!」
「ちょっと!!待ってください!!」
「なんや!!もうエエやろこんなボロ道場。借金だけ残して死にさらしたバカ親父に義理なんて通さんでエエわ!!捨ててまえこんな道場…。」
新八の姉はぶん殴る
「この女ッ!!何さらしとんじゃ!!」
「くっ。」
姉の頭を床に押さえつける
「姉上ェェ!!」
「このォボケェ…女と思って手ェ出さんとでも
思っとんかァァ!!」
殴ろうとしたがそれはできなかった何故ならアキが止めていたからだ。
『女に手をあげるなんて…例え自分がやられててもやってはいけないことだろォ。』
「そのへんにしとけよ。ゴリラに育てられたとはいえ女だぞ。」
「なっ…なんやワレェェ!!この道場にまだ門下生なんぞおったんかイ!!…ホンマにっどいつもコイツも、もうエエわ!!道場の件は…せやけどなァ姉さんよォその分アンタに働いて返してもらうで。」
コレ…と取り出したのは一枚のポスター
「わしなァこないだから新しい商売始めてんノーパンしゃぶしゃぶ天国ゆーねん。」
「ノッ…ノーパンしゃぶしゃぶだとォ!!」
「簡単にゆーたら空飛ぶ遊郭や。今の江戸じゃ遊郭なんぞ禁止されとるやろ。だが空の上なら役人の目はとどかんやりたい放題や。色んなべっぴんさん集めとったんやけどあんたやったら大歓迎やで。まァ道場売るか体売るかゆー話や。どないする。」
「ふざけるなそんなの行くわけ…「わかりました行きましょう。」えええええ!!」
「あ、そうそうそこの女もついでや。」
そして今度はアキを指さした
『は?』
「ここの門下生やろ?だったら尻ぬぐいせんとあかんなァ。」
ニタニタと笑う。
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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時