第十四訓 男ならとりあえずカジキ! ページ40
「うわっ!またコイツだ。やっぱ天人が来てから地球人の生態系もおかしくなってますね。」
「いいからバケツいれとけ。」
「ええ!?これも食べんの!?」
「あたりめーだろ鮟鱇然り納豆然り見た目がグ ロいもん程食ったらうめーんだよ。どんな不細工にもイイ所の一つや二つあるもんだ。」
「銀ちゃん銀ちゃん。コレスゴイの釣れたアル見て見て。」
「?」
釣れたのはなんと河童だった。
「いだだだだだだだだだだだだ!!アレ?痛くないかも?あっ!!やっぱ痛い!!いだだだだだだ!!」
『わーぉ……。』
「ねェねェこれも食べれるアルか?」
銀時と新八はスゴイ顔になっていた。
「あぱァ!!」
「ああああ夕食ぅぅ!!」
「今見たことは忘れろいいな…。」
何も無かった事にしようとする銀時。
「…銀さんいまの河童じゃありませんでした?」
「んなもんいるわけねーだろ。アレだよ池に住んでいるただのハゲたオッさんさ。」
「池に住んでいる時点でただのオッさんじゃねーよ。それになんか緑色でしたよ。」
「それはアレだよ……アルコール依存症。」
「アルコールにそんな成分あったら酒なんて誰も飲まんわ!!…ん?」
新八の足には河童がくっついていた。
「てんめーら眼鏡割れちゃったじゃねーかコノヤロー。親に電話しろォォォ!!弁償してもらうからなァァ!!」
「ぎゃああああ!!出たァァァ!!」
助けを求めようと銀時の方をみるが神楽と二人逃げようとしていた。
「あああ!!待てェお前ら!!」
「逃がさん住所と名前を言え!!」
河童の舌が伸び銀時と神楽は捕まった。
「「むごォォォォ!!」」
「オッさんだってなァ最初から謝れば怒んないよそんなに。悪いことしたら謝るのが筋だろ違うか?ん?なんで逃げた。」
アキ以外三人は正座している(アキは気分が悪いのとあまり日に当たりたくはないということで立っている。)
「…いや河童だったから。」
「河童ァ?なんじゃそりゃ訳のわからんことを言ってごまかそーとするな。」
「おめーが一番訳わかんねーんだヨ。」
「オッさんのどこが訳わかんねーんだ!!この小娘ェ!!それからお前じゃなくて海老名さんと呼べェ!!」
「スンマセンでした海老名さんあの僕の眼鏡も割りますんで勘弁してください…。」
「よ〜しよく謝ったなボク。ごほうびにほらビスケットだ。」
「(ありがた迷惑だよチクショ―。)」
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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時