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第十訓 コスプレするなら心まで飾れ ページ29

「だァーからウチはそーゆのいらねーんだって!!」
「つれねーな。俺達も海賊になりてーんだよ〜連れてってくれよ〜、な?ヅラ。」
「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ。」
門番に頼み込むのは海賊に変装した銀時達だった。
「俺達幼い頃から海賊になるのを夢見てたわんぱく坊主でさァ。失われた秘宝”ワンパーク”というのを探してんだ!な?ヅラ。」
「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ。」
下らないコントに門番も呆れ顔
「しらねーよ勝手にさがせ。」
「んなこと言うなよ〜。俺手がフックなんだよ、もう海賊かハンガーいなるしかねーだよ〜。」
「しらねーよなんにでもなれるさお前なら。とにかく帰れ、ウチはそんなに甘い所じゃ…。」
立ち去ろうとした門番だが銀時と桂の真剣により止められた。
「!!」
「面接くらいうけさせてくれよォ。」
「ホラ履歴書もあるぞ。」




「オ〜イ起きたか坊主?」
「おねむの時間はおしまいだよ〜。まったくこんな若いのに海賊に捕まっちゃうなんてカワイソ〜にねェ。」
「(…ああそうなんだ。僕…海賊に捕まったんだ。)」
その時新八の目線の先に宙ぶらりん状態なった神楽の姿が見えた。
「!!神楽ちゃん!!」
「オジさんはねェ不潔な奴と仕事の邪魔する奴が大嫌いなんだ。もうここらで邪魔な鼠を一掃したい。お前らの巣を教えろ。意地張るってんならコイツ死ぬぞ。」
「なんの話だよ!!」
「とぼけんなてめーが攘夷志士だってのはわかってる。」
「はっ!?」
「てめーらのアジト教えろって言ってんだよ!!桂の野郎はどこにいんだ!!」
「なに言ってんだよお前ら!!僕らは攘夷志士なんかじゃないし、桂さんの居場所なんてしらない!!神楽ちゃんを離せ!!ここは侍の国だぞ!!お前らなんて出てけ!!」
「侍だァ?そんなもうこの国にゃいねっ…!!」
気絶していたはずの神楽がニカっと笑っていたのに気が付いた。
「ほァちゃアアア!!」
「神楽ちゃ…!!」
「足手まといなるのは御免ヨ、バイバイ。」
「待てエエエ!!」
待て待て待て待て待て待て待てェェェ!!と突っ込んできた銀時は見事神楽をキャッチした。
「…いでで傷口ひらいちゃったよ。あのォ面接会場はここですか?こんにちは坂田銀時です、キャプテン志望してます。趣味は糖分摂取特技は目ェ開けたまま寝れることです。」
「銀さん!!」
「てめェ生きてやがったのか。」
そこで倉庫の方から爆発が起こった。

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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時

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