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第六訓 一度した約束は死んでも守れ ページ23

『あー確か銀時達今日取り調べ終わるんだっけ。』
人質という状況に置かれてたため早く取り調べが終わったアキは家でくつろいでいた。
「…【おや…迎えに行かないのですか?】」
『うーん…今思えばロクな事起きそうにない気がするからやめとく。』
「…【めんどくさがりましたね。】」
『イエース。』


_次の日
『ふわぁ…ふ…。松陽〜。』
「…?【はい?何でしょう。】」
『面白いもんが見れるんだけど…見に行かない?』
「…【フフ…行かないと言ってもどうせ行くのでしょう?お供しますよ。】」
『流石松陽分かってるぅ〜。んじゃ行きますか。』



「よけいなウソつかなきゃよかったわ。なんだかかえって大変な状況になってる気が…それにあの人多分強い…決闘を前にあの落ち着きぶりは何度も死線をくぐり抜けてきた証拠よ。」
「心配いらないヨ銀ちゃんピンチの時は私の傘が火を噴くネ。」
「なんなのこの娘は。」

一方アキと松陽は木の陰から見ていた。
『銀時らしいやり方で来るんだろうなァ…。』
「…【そうですね…ちょっと楽しみになってきました。…おや来たようですね。】」

「遅いぞ大の方か!!」
「ヒーローが大なんてするわけねーだろ。糖の方だ。」
「糖尿に侵されたヒーローなんて聞いたことねーよ!!獲物はどーする?真剣が使いたければ貸すぞお前の好きにしろ。」
「俺ァ木刀で十分だ。このまま闘ろうや。」
「なめてるのか貴様。」
「ワリーが人の人生賭けて勝負できる程大層な人間じゃないんでね。代わりと言っちゃ何だが俺の命を賭けよう。お妙の代わりに俺の命を賭ける。てめーが勝ってもお妙はお前のモンにならねーが邪魔な俺は消える。後は口説くなりなんなり好きにすりゃいい。もちろん俺が勝ったらお妙からは手ェ引いてもらう。」
「ちょっ止めなさい!!銀さん!!」
『フン。』
「…【おや…銀時も言うようになりましたね。】」
「クク…。」
「?」
「い〜男だなお前。お妙さんがほれるはずだ。いや…女子より男にもてる男と見た。小僧お前の木刀を貸せ。」
「?」
新八よりも先に銀時が愛刀を放り投げた。
「てめーもいい男じゃねーか。使えよ俺の自慢の愛刀だ。」
「銀さん。」
新八は銀時に木刀を投げ渡した。
「勝っても負けてもお互い遺恨はなさそーだな。」
「ああ純粋に男として勝負しよう。いざ!!」
「尋常に。」
「「勝負!!」」
だが近藤の木刀には何もなかった。
「あれ?」
『そんなこったろうと思った。』

第七訓 粘り強さとしつこさは紙一重→←第五訓 ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ



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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時

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