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第一訓 天然パーマに悪い奴はいない ページ3

「あれ?


あれェェェェ!?


「あ〜やっぱダメだなオイ。糖分とらねーとなんかイライラす…「おいィィィィ!!」」
『イライラって…糖分は煙草かなにかかオイ。』
「よくも人を身代わりにしてくれたなコノヤロー!!アンタのせいでもう何もかもメチャクチャだァ!!」
「律儀な子だな木刀返しに来てくれたの。いいよあげちゃうどうせ修学旅行で浮かれて買っちゃった奴だし。」
「違うわァァ!!役人からやっとこさ逃げてきたんだよ!!違うって言ってんのに侍の話なんて誰も聞きやしないんだ!!しまいにゃ店長まで僕が下手人だって。」
涙目で走りながら話す新八。
「切られたなそりゃ。レジも打てねェ店員なんて炒飯作れねェ母ちゃんくらいいらねーもんな。」
「アンタ母親なんだと思ってんだ!!」
「バイトクビになったくらいでガタガタうる…「今時侍雇ってもらえる所なんてないんだぞ!!明日からどーやって生きていけばいいんだチクショー!!」」
するといきなり急ブレーキをかけた銀時(驚くアキとあそこに勢いで当たる哀れな新八の姿があった)
「ギャーギャーやかましいんだよ腐れメガネ!!自分だけが不幸だと思ってんじゃねェ!!」
すぐそばでは悶えている新八
「世の中にはなァダンボールをマイホームと呼んで暮らしている侍もいんだよ!!お前そーゆーポジティブな生き方できねーのか!?」
「あんたポジティブの意味わかってんのか!?」
その時近くの大江戸スーパーから女性が出てきた。
「あら?新ちゃん?こんな所で何をやっているの?お仕事は?」
「げっ!!姉上!!」
「あ…どーも。」
『こんにちは。』
「仕事もせんと何プラプラしとんじゃワレ ボケェェ!!」
「ぐふゥ!!」
「今月どれだけピンチかわかってんのかてめーは コラァ!!アンタのチンカスみたいな給料もウチには必要なんだよ!!」
ぶん殴りまくる新八の姉に銀時やアキも冷や汗をかく。

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作者名:アキ | 作成日時:2018年9月11日 0時

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