夢の中2 ページ5
「もしもーし...もしもーし。」
誰かが私に話しかけてきた。
(今、とても気持ちよく寝てるのに...誰？..)
「ごめんなさい...。こうでもしないと、私、生きてる人に会えないの...。」
私は訳もわからず、おそるおそる目を開けると、そこには綺麗な女の人が私の顔を覗いていた。私は勢い良く、起き上がると女の人は太陽のような暖かい笑顔で
「まぁ....元気のいいこと。とってもかわいいわ....!」
とてを握ってきた。
『え.....？えっ！？』
周りを見渡せば、どこまでも広がるお花畑。そしてわたしの手を握る、黒髪ロングの謎の美女。
(ここどこ....！？この人、誰！？)
私は口をあんぐり開けまま、固まっていると女の人は興奮した様子で
「訳もわからないのに突然で申し訳ないと思っているわ。私の名は卑弥呼。貴女に世界を救って欲しいの！！」
(世界を救う....？)
『どう言う事ですか....？えっと、卑弥呼さん。』
私は戸惑うように聞いた。とても信じられない。邪馬台国なんてとっくの昔に滅んだし、当然、卑弥呼さんも亡くなっているはず。
私のただの夢.....？
(だとしても、夢にしてはリアルすぎるよね...。)
「信じられないでしょうけど、私は貴女の無意識と言う空間に入っているの。ここはその人の全てが空間として出てくる。...けどこんなに綺麗な空間は始めてだわ！！」
手をつかんだまま、うでをブンブン振る。興奮が収まらないようで、次はぎゅっと抱き締めてきた。
(あわわわ.....！なんかいい匂いがする...！)
もし私が男の子だったら、イチコロだろう。
「あっ、あの！卑弥呼さん...少し離れて説明を....！」
卑弥呼は、ハッとしたように勢い良く離れた。恥ずかしかったようで、心なしか、少し顔が赤く見える。
「ごめんなさい...。少し取り乱してしまったわ。話を戻すけど、私は貴女が読んでいた本に取り憑いていたの。」
『待ってください。その本私のモノじゃないんですけど...この本を読んだ子に私のように空間に入ったんですか？』
「いいえ...条件が二つあるの。一つ目は、この本を読んだ子。二つ目はー」
二つ目を言おうとしたところで、卑弥呼さんが私の方に指を指しながら、
「二つ目は恋をしたことがない子よ！！」
と言った。
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カニ缶 - 皆様、申し訳ございません。スマホが壊れてしまったのでしばらく、更新できませんでした。すいません。 (2019年12月2日 17時) (
レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶 - WWWさん» ありがとうございます! (2019年12月2日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
WWW - 続きが気になります！！早く推しが出てくることを祈って待ってますね！更新ファイトです♪ (2019年11月23日 16時) (レス) id: 4f75a5ce82 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - はなぎくさん» コメントありがとうございます。カニ缶の、文才は０なので分けれられないです。...ごめんな(ｲｹﾎﾞｫ) (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - ららさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カニ缶 | 作成日時：2019年11月6日 17時
