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「莉央の才能が私たちには必要だからだよ。」
「……ありがとう。」
「よし!莉央は持ってきた荷物を2階に置いてこーい!」
「Yes Master!」
「ちょっと待てーい!!」
「あ?なんだよ、おねしょ!」
「おねしょって!何で俺?」
「だって顔がおねしょしてそう。」
「意味が分かりませんけど!?ねぇ莉央ちゃん、こいつになんか言ってやって!」
「要するに!」
「「「!」」」
「き・た・な・いってこと」
「「そう!」」
「えぇーーーーー!!!」
「おねしょの理解力のなさ。見てわかんないの?」
「楓ちゃんまで……そりゃないよー3対1なんて。」
「「「なんか言った?」」」
「いえ!何も………」
「莉央、私が案内する。こっちきて。」
「はーい!」
莉央ちゃんは楓ちゃんに連れられて部屋に向かう。
「ちょっと待ってください。莉央ちゃんの居場所がわかったら終わりじゃないですか!俺たちのこと色々聞かれるし。ていうかそもそもなんで楓ちゃんがここに住んでるんですか!」
「あ、1ついうの忘れてたけどここは楓のお姉ちゃんのお店。だからここは楓の家でもある。」
「なんだその重要な情報。ということはお姉さんにはバレてると。」
「バレてないよ」
「なんで?」
「嘘だから」
「はいー?」
「ここは俺のマイホームなのだ!キラーン!」
「でか!」
「それも嘘」
「もうやめろーーー!」
莉央の部屋
「私は隣の部屋にいるから何かあれば呼んで」
「ありがとう」
「驚いたわーまさか莉央が仲間になるなんて。」
「私も知らなかった。楓がハッキング組織にいたなんて。」
「笑っちゃうね。」
「「あははは!!!」」
「学校もこれからは一緒に行けるね!」
「楓!これからもよろしく!」
「こちらこそ。」
莉央ちゃんと楓ちゃんは笑いあっていた。
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作者名:丸村花凛 | 作者ホームページ:http://twpf.jp/mgmana_
作成日時:2016年8月28日 14時