【黒子のバスケ】てんさい

7話 ページ10

｢あ”ー！むかつく！！！｣




解散後、先輩に連れられて会場近くのお好み焼き店に向かっていた




｢はいはい、わかったから騒がない｣




｢だってムカつくじゃないですか、人を化け物呼ばわり｣




言霊って知らないのかな




｢あんたが練習してるのはちゃんと分かってる。あんなのは相手にするもんじゃないわ。
いつまでも不貞腐れない！｣




｢いったいっ！！？｣




バシンっと背中を思いっきり叩かれる




｢先輩自分のスタイル分かってます！？インサイド得意ですよね！？力加減て知ってますか！！？｣




背中が、じんじんする。
これ絶対紅葉出来てる




なんでこう、帝光バスケ部の部長って暴力的なの




｢奢って上げるから、その顔やめなさい凄くブス｣




｢征十郎と同じこと言わないでくださいよ…｣




お店のドアに手をかけると中から騒がしい声が聞こえてきた




｢先輩、｣




｢気の所為でしょ早く入って｣




人の静止も無視して中へ入ってしまう




｢む、｣




目立つ頭が1人、2人、3人、




よく見れば4人




｢カラフル過ぎて目がチカチカするんだけど｣




｢入ってきて一言目がそれか｣




小言を言われる予感がした




｢久しぶりじゃん、緑間に黄瀬。｣




黒子はこの前会ったねーと4人が座っているテーブルに近づく




｢何故ここにいるのだよ｣




｢試合終わりにたまたま寄ったんだよ｣




まさかみんないるとは思わなかったなぁ




というか、緑間機嫌悪いね？

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