【黒子のバスケ】てんさい

16話 ページ19

｢やあ｣




｢やあ、じゃないんだけど｣




突然すぎんでしょ





｢普段のS〇ypeは？｣




｢たまには通話でもいいかなと思ってね。｣




気分屋め




｢それで？どうせＩＨには出れるんでしょ｣




特にこれと言って変わったことなんてなかったからなぁ




｢当たり前だろう。僕がいて負けるはずがないからね｣




あーはいはい




｢ルナも出場が決まったそうだね、おめでとう｣




｢ありがと。｣




わたしは君らと違って競えるような相手もいないけど




｢そう拗ねるな。敗北を望むなら僕が何時でも相手しよう｣




男に負かされてもね。




｢性差って知ってる？｣




おちょくれば馬鹿にしているのか、なんて
笑いを隠さずに返してくる




あの威圧感のせいで周りに怖がられることも多いけど、こう話してるとただの高校生だよね




｢ねー葉山さん元気ー？｣




｢元気だよ。もうすぐ試験だから普段よりは大人しいがな｣




あの人やっぱり勉強苦手なんだ




｢試験前は誰でも滅入るでしょ｣




滅多な変態でもない限り




｢お前の成績でそんなこと言っていたら怒られるぞ｣




｢でも勉強ってめんどくさいじゃん｣




私面倒事きらーい




｢知っているさ。
それじゃぁそろそろ着るよ｣




｢うん、おやすみ｣




｢おやすみ。そう言えば、小太郎が久しぶりにルナに会いたいと言っていたよ｣




………………は、




｢ちょっと！！？｣





態とでしょあいつっ……！

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