続き ページ4
ガチャっと玄関から音がした。
すると急に彼がこちらに向かってきて私の肩を掴んだ。
「『あのね／あのな』」
彼も同じことを考えているのだろうか。
kn「先にええで」
「それじゃあ、お言葉に甘えて。
シッマ。別れようか」
彼は目を丸くしてこちらを見ている。
どうやら彼の考えていることとは違ったらしい。
kn『なんでや…』
「もう私なんかに興味ないんでしょ？冷たい態度とって…私にバレないように部屋を抜け出していることも知ってる。」
私がそういうとシッマは顔を歪ませた。
「シッマ…私は用済み…？」
声が震えていたと思う。実際、このことを聞くのは怖かった。
kn『用済みなわけないやろ…何が“別れよう”や』
「え？」
kn『俺はAが好きや』
「だったらあの冷たい態度はなんだったのさ！！」
私が声を荒らげても彼は動揺しなかった。
kn『気づかれないようにするためや』
「は…？」
何に気づかれないようにするためなの？
すると、シッマは何か決心したかのように顔を上げこちらを見つめてきた。
kn『今から言う言葉をよう聞いとけよ』
＿＿俺と結婚してください。
その言葉を聞いたとき、私は泣いた。
「急すぎて頭が追いつかないよ…」
kn『泣くなやw』
これ程嬉しいことはない。
そっと頭に置かれた手は久しぶりの感覚ですごく優しかった。
さっきの気づかれないようにとは指輪を買うためだったらしい。
「素直に言えば指のサイズ教えたのに…」
kn『サプライズってやつやん！』
そして私達は笑い合った。
「ずっと好き」
kn『俺もずっと好きやで』
久しぶりに笑い合えたことがとても嬉しかった
これからも君とずっと。
★∻∹⋰⋰☆∻∹⋰⋰
1部、内容を変更しました！
d!のラッキーキャラ
旧海賊
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ハル(プロフ) - はあぁ、めっちゃ好きです…。 (2021年7月14日 17時) (
レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - 音羽すずさん» 神作品なんて言ってくださって本当に嬉しいです！続編決まりました！ぜひ足をお運びください(o｀･ω･´)o (2019年10月10日 19時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 続編待ってます(*^-^*) (2019年10月10日 19時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
音羽すず(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてました！初小説でここまで神作品を生み出せるのは素晴らしいです！続編あったら楽しみに待ってます！！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 69ad822aaf (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！続編に関してはテスト終わってから(10日)に発表する予定です。また小説を作った際は頑張らせていただきます！ (2019年10月6日 11時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンナコッタ | 作成日時：2019年9月8日 3時
