検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:52,737 hit

特別な笑顔を(煉獄side) ページ32

「杏寿郎さん...!」

その日蝶屋敷へAが来た

「A!来てくれたのか!」
「えぇ、お父さんから許可もらって、蜜璃ちゃんから教えてもらったの!」

そう言って入ってくるAの後ろには甘露寺もいた。

「無事でよかった...」

そう言い涙を零すAの目には隈ができていた。

「...寝ていないのか?」
「心配で寝られませんでした」
「そうか、俺はこの通り無事だ!夜はしっかり眠るといい!」

そう言い腕を広げると、Aはゆっくり俺の腕の中に入ってくる。

「...お怪我は痛くありませんか...?」
「うむ、問題ない!ほぼ治っている!」
「えぇっ、肋骨なども何本か折ったと聞いたのですが...!」
「うむ、その通りだが問題ない!」
「煉獄の治りの速さは化け物級だァ。」

横から不死川の声が聞こえると、小さくAは笑っていた。

「そういやよォ、上弦が来るっつー予言したのはおめェで間違いねェよなァ?」
「あ、、予言というか...夢ですね...」
「おめェのおかげだァ。本当に上弦が来やがったァ。おめェのおかげで煉獄は命拾いしたようなもんだァ。」
「うむ。その通りだ!本当に感謝している。」
「そっか...不死川さん、杏寿郎さんと任務に同行して下さってありがとうございます!」

そう言い不死川に頭を下げた。
不死川はバツが悪そうな顔で外を見ていた

「そうだA、任務前に俺が言ったこと、覚えていてくれているだろうか?」

ーー生きて帰ってこれたら
結婚してくれないだろうか。

少し顔を赤らめたAは静かに頷いていた。

居合わせた甘露寺と不死川は悟ったような顔をし
何故か2人して隅っこに身を寄せる。


「改めて言わせてくれ。
俺と結婚してくれないだろうか」

君は特別な笑顔を浮かべ、大きく頷く

「私なんかでよければもちろん、よろしくお願いします!」

夢のような→←継子(煉獄side)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柑橘蛍(プロフ) - この煉獄さんもいい… (2021年2月23日 15時) (レス) id: e14d5de1d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。