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君の夢(煉獄side) ページ30

今は何をしていたんだろうか


ーー祝言なのか?


隣で綺麗な白無垢を着たAが笑っていた

「杏寿郎さん、幸せですね!」
「あぁ、そうだな!」

あの不安は...夢だったのか?
悪い夢を見ていた気がする。

こんな幸せな時が続いて欲しい。そう思った


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「うたたねしている間にこんなことになっていたとは、よもやよもやだ
柱として不甲斐なし!
穴があったら入りたい!」

あの幸せは夢だった。悪い夢が現実だった
起きると列車内は鬼による触手なようなものが乗客を捕らえようと蠢いていた。

少年達に指示を出し、不死川と俺は6両を守り
猪頭少年と竈門少年が無事鬼の頸を斬り、
下弦の壱を倒す

竈門少年は腹部から出血
俺は上弦の鬼が出てくるのか、周りに注意しながら竈門少年に止血をするように言う。


ドォォオオオンという衝撃音と共に上弦の鬼が来た

「チッ...本当に来たなァ煉獄よォ」
「あぁ。」

「鬼になれ杏寿郎、実弥」
「ならない!」
「ならねェ!」

こいつは何度も鬼にならないかと勧誘してくる。

これが上弦の鬼...と2人して圧倒されてしまう。
しかし俺への攻撃を不死川が止めてくれたり
不死川への攻撃を俺が何とか止めたり

大きな怪我はあまりなく戦いが進む。

「実弥、お前は稀血だったのか」

不死川が傷を負った時、こいつは少し酔ったようだ。

「この感覚も気持ちいいもんだ
では最初にお前から殺す」

不死川へ重点的に攻撃をしているようだった。

「俺が簡単にてめェにやられるとでも?」

不死川への攻撃を俺も食い止めながら鬼の頸を狙った。

「チッ逃げやがったァ」

朝日が昇ると鬼は逃げた
竈門少年が叫んだ。
「煉獄さんと不死川さんの勝ちだ」
と。

「竈門少年、あまり叫ぶんじゃない。腹の傷が開くだろう」
「煉獄さんも不死川さんも...」
「こんな傷どうったことねェよ。てめェのが重症だァ」

不死川が笑った。その笑顔には竈門少年もびっくりしていた

俺の生家にある書物の事も話した。

「竈門少年、俺は君たちを信じる。
鬼の少女が血を流しながら人を守り戦う姿を見た。」
「そうだなァ。あれ見たら信じねェ訳にはいかねェな。あん時は悪かったなァ」

色々と話し、無事に任務を終えることが出来た。
約200人の乗客も全員無事に。

恐らく不死川がいなかったら俺は死んでいただろうな。
Aと不死川には感謝をしなければ。

継子(煉獄side)→←不安な任務(煉獄side)



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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柑橘蛍(プロフ) - この煉獄さんもいい… (2021年2月23日 15時) (レス) id: e14d5de1d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月16日 23時

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