就職松との純恋愛【短編集】[おそ松さん]

カラ松☆写真家 ページ6

カラ松「俺には写真を撮るセンスがあると思わないか？A」



背後から私の待ち焦がれた声が聞こえる。

後ろを勢いよく振り返ると、目に飛びこんできたのは赤いバラの花束だった。

それが少し私の視界の下にずれ、彼のキマった顔が見える。
________何週間ぶりに会えただろう…

A「…カ…カラ松くn…⁉」

気づけば私は、カラ松君の腕の中にいた。
久々のカラ松君の匂いにドキドキしてしまう…。


カラ松「寂しい思いをさせてしまって本当に悪かった…。俺の愛を込めたブーケ、受け取ってくれるか？」


いつもと違い少し申し訳なさそうな表情を浮かべるカラ松君。


A「もちろん( ´ ▽ ` )写真もキレイだったよ!!やっぱりセンスがあるだね‼本当にありがとう」


と、言って花束を受け取り、ヘラッと笑ってみせる。

カラ松君は私の顔を見るなり顔を赤らめて下を向いてしまった。
今日はカラ松君のいろんな表情が見えて楽しいなぁ…


そう思っていると、急に赤らめた顔を上げて

カラ松「今日は俺が仕事で見つけた絶景スポットにAを連れて行きたいだが…来てくれるか？」



今度はまたキリリとした目で私をまっすぐ見つめる。



A「連れて行ってくれるの⁉嬉しい!!…楽しみだなぁ…！」


カラ松君は私の手を取り、少し顔を赤らめ自分のシャッターセンスを語りながら、案内をするため歩きはじめた。

私も歩く。


幸せな時間を2人で一枚ずつ残していこうね____________

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