検索窓
今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:293,516 hit

ページ12

.






.






「 ほくと、 … ー? 」



北斗の部屋のドアをノックし、ゆっくりと開ける。
部屋に入ると、ふわっと北斗の匂いがした。
私の、大好きな匂い。





「 …… 寝てん、の? 」



ベッドで小さくくるまって寝ている北斗。
布団が小さく上下に動いているため、眠っているのだろう。





「 寝てんのなら、いいや 」




早く帰った方がいい。
折角来てやったのにな!!!なんて心で叫んでみる。
…… まあ、仕方がないけど。






「 、A 」



くい、っと服の袖を掴まれる。
北斗の方に視線を戻すと、少し潤んだ瞳が此方を見ていた。




「 …… だいすき 」




はああああああう!!!!!
破壊力やばいよ北斗!!!!なに!!!え!!!!
熱出たら北斗そんな甘くなるの?!え!!



「 っ〜 …… !!! 」




私は必死に悶え、声を出すのを我慢していた。
心臓に悪い、松村北斗。




「 ん、 … Aは、すき、? 俺の事 」


「 う、ん、 」



しどろもどろになりながらも返答すると、北斗は嬉しそうに笑った。




「 よかった、… A、ありがとう 」





そんな素直になる?普通。
いつもの馬鹿はいずこって感じ。



「 … 早く元気になって馬鹿って言ってよ。ばかほくと 」







.



.









「 おいばか 」




「 なっっ!!! ばかじゃないわ 松村 !!! 」




「 …… まあ、一昨日はありがと 」





そして北斗はまた、元気になって帰ってきた。






「 どういたしまし、げほっ、 てだな !!! ( げほっ ) 」





「 おいおい 今度はお前かよ 」






私に風邪を移して。







..

ぱーとつー。→←かぜっぴき。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (326 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1055人がお気に入り
設定タグ:松村北斗 , SixTONES
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年12月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。