きすまいのおひめさま４ (ページ10)

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姫の異変ページ10

玉森side

Aから中居さんのキンスマのオファーを受けるって話を聞いてから1か月半が経った。
ジャニーさんに報告したらすぐに番組に話を通してくれたようで、一週間後には動き出した。

メンバーで話し合ったように、何があっても支えようっていう思いを抱えながらのこの１か月半。最初の2週間くらいは特に何もなくて、Aに聞いても「大丈夫だよ♪」の一言。一人での取材で、しかも内容が昔のこと…心配でしょうがないのに本人があっけらかんとしてて、正直拍子抜けって感じだったんだけど…最近はちょっと様子がおかしい気がするんだ。

ｶﾞﾁｬ

あ「おっはよー(*≧∀≦*)」

横「おはよう♪朝からテンション高いな(^^;」

あ「だって、みんなに会うの久しぶりなんだもん( ´∀｀)」

千「久しぶりって、一昨日も一緒だったじゃんw」

あ「そうだっけ？いいじゃん、細かいことは♪あ、高くん!!それこの前言ってたゲーム？見せて～(^o^)」

ニカ「いいよ!!こっち来て♪」

千「俺もする!!」

ニカ千に挟まれてソファーに座ってゲームを始めるA。一見いつも通りの光景だけど…よく見てみると、左手は千賀と手を繋いでるし、右手はニカのシャツの袖をつかんでる。で、ニカがやってるゲームを3人で覗きこんでるから顔が近い…

藤「おい、お前ら顔が近い!!」

ニカ千あ「え？いいじゃん、ねー♡」

ガヤさんの言葉を無視してゲームを続けてる。こういうときは結束が強いこの3人(苦笑)

宮「ねえねえ、最近Aスキンシップ多くない？」

宮田の言葉に顔を上げる兄組。

北「気のせいじゃなかったのか、やっぱり」

横「まあ、もともと気を許した人には引っ付き癖はあるけど、最近はベッタリって感じだな、確かに」

藤「移動の時も誰かしらと手を繋いでるもんな」

俺だけじゃなく、みんなAの様子が変なのに気づいてたんだ。ま、当たり前か…

北「きっと、キンスマの取材とかで気を張ってるんだろうな…たぶん、安心しようとしてる無意識の行動じゃないか？」

横「ありえるね。ちょっと気を付けてみとくか。焼きもち妬かないようにね、太輔w」

藤「なんで俺だけなんだよwま、気を付けるけども…」

宮「大丈夫かな、A…」

ホントに心配だよ…