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キンスマ~キスマイ結成編~9 ページ38

レッスンを続けること数時間。

先生「よし!!だいぶ良くなったな!!今日はここまでにしよう」

キスマイ「ありがとうございました!!」

先生が出ていくとそれぞれ汗を拭いたり水分補給をしたり…

玉「Aおつかれ!!だいぶハードだったけど大丈夫?」

あ「はいっ。平気です。あの…それよりあたしと話してると皆さんが…」

チラッとメンバーを振り返ると全員が注目している姿があった。

北「さっきはレッスンが始まったから途中になったけど…」

ガチャ

横「話の途中で悪いけど、ちょっと後にしてもらってもいい?」

藤「渉?どこ行ってたんだよ?」

横「これ。借りに行ってた」

藤「救急箱?なんで…」

横「市川さん」

突然のことにAはもちろん、全員が驚いた。

あ「は、はい…」

横「手、見せて。痛いんでしょ?」

千「え?A、怪我してるの?」

あ「だ、大丈夫です!!どこも痛くありませんから!!」

横「それなら別に見せても構わないでしょ?早く…」

話ながら近づいてきた横尾に左手を軽く掴まれると、

あ「いっ…た」

横「ほら…すげー腫れてるじゃん。普通にしてるのも痛かったんでしょ?」

北「横尾さん、どういうこと?」

横「さっきニカとぶつかったでしょ?その時に下敷きになってたんだよ、左手。自分の体重とニカの体重支えてたから痛めたんじゃないかなって思って見てたんだ。そしたら案の定腫れてるし…そのうち痛くてレッスン抜けるかと思ったのに最後までやって今も誤魔化そうとしてたから、さすがに黙ってられなくてね(苦笑)」

二「俺のせい…」

あ「違います!!あたしの不注意なので二階堂さんは悪くありません!!手当ても自分でできますから大丈夫です。ご迷惑おかけしてすみませんっ」

横「どうやってやるの?ここまで腫れてるんだからちゃんと手当てしないと長引くよ?足ならともかく、片手しか使えないんだからきっちりできないよね?」

あ「それは…」

玉「A、横尾さんにやってもらいな?」

あ「でも…」

横「今、こうやって押し問答してる時間がもったいないんだけと?さっさと手出して」

言われるまま手を出し手当てをしてもらう。

千「ちょ、すごい腫れてんじゃん!!なんで我慢するだよ!!痛かったでしょ?」

あ「あたしの都合でレッスンを止められませんから。それに病は気からって言いますよね?大丈夫って思ってたら意外に大丈夫なもんですよ?(^^)」

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作者名:千夜 | 作成日時:2014年9月16日 20時

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