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姫の異変2 ページ11

玉森side

Aのキンスマの取材も終わり、数日後にはスタジオ収録を控えるだけになった。
相変わらずスキンシップが多いけど、取材が終わって気を張ることがなくなって、俺たちも少し安心していた。

ガチャ

マネ「おーい、ちょっといいか?」

北「なんですか?」

マネ「撮影の機材が調子悪いらしくて、1時間くらい遅れるそうだ」

ニカ「えー!!大丈夫なの?いろいろ…」

マネ「機材の方はスタッフが何とか直してる最中だ。次の仕事はこっちから連絡しとくから」

横「じゃあ、直り次第始まるってことですか?」

マネ「そうなるな。ということで、しばらく時間つぶしててくれ。くれぐれも局から出ないように!」

北「わかりました」

バタン

千「急に1時間空いても困るね(苦笑)」

藤「だな(苦笑)」

みんな何しようかと考えてると、畳みスペースにいた俺の所にAがやってきた。

あ「ゆたくん、となりで寝てもいい?」

玉「いいけど、俺どこうか?」

あ「んーん、いて」

そう言って俺の隣に横になるA。

玉「珍しいね、楽屋で横になるなんて…調子悪い?」

あ「だいじょーぶ…ちょっと寝不足なだけ…」

そう言いながら寝てる俺にしがみつく。恐る恐るみんなの方を見ると鬼の形相の6人(苦笑)

あ「ゆたくん、ここに…いて、ね…」

俺の返事も聞かないうちに、あっという間に寝てしまったA。ホントに寝不足なんだ。

Aがグッスリなのを確認して体を起こす。なんたって、みんなの目が怖いからね…

藤「寝た?」

玉「うん。一瞬で寝たよ」

宮「寝不足って言ってたけど、今そんなに忙しいっけ?」

横「いや?ドラマも映画もこの前終わったし、キンスマの取材も落ち着いたはずだけど…」

ニカ「もうすぐだね、スタジオ収録…」

千「大丈夫かな?」

北「中居さんいるし、大丈夫だろ。何だかんだ言って中居さんもAのこと好きだしw」

千「そうだけどさ…」

宮「結局、A弱音吐かなかったね」

横「そうだな。でもまだこれからだろ、辛くなるのは…」

宮「うん…」

そんな話をしてたら、寝てるAがゴソゴソ動き出した。起きた?

あ「ん…や!!……行かないでっ!!」

さっきまで俺が寝てたとこに腕を伸ばして、何かを掴もうとしてる…

玉「起こした方がいいよね!?」

頷くメンバー。

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作者名:千夜 | 作成日時:2014年9月16日 20時

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