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3話 ページ5
【翌朝】
メ「あれ？オロチがいねぇ。」
デ「あ、オロチ君なら、気分転換に森に行ったよ。」
【森】
《ｽﾀｯ…ｽﾀｯ…》
オ「っ･･･はぁ･･･はぁ･･･！」
？「おっ、来た！待ってたよ、オ〜ロ〜チ〜♪」
オ「ロキ･･･待ち伏せとは性格が悪い･･･。」
ロ「待ち伏せなんて人聞き悪い。そろそろ来るかな〜って思って、ただ居ただけだよ。で、なんの用？」
オ「･･･今後、団長達と共にいることが増える。団長達に厄が降りかからぬよう･･･。」
ロ「何とかしたい･･･と。んー･･･流石にそれを消すのは無理だから･･･君の呪縛に、その仲間への厄を上乗せする･･･って言うのでどう？」
オ「上乗せ･･･！？」
ロ「どうする？【仲間といる代わりに命を削る】か【仲間を捨てて命を守る】か。」
オ「･･･仲間と居られるなら、命など、惜しくない。」
ロ「交渉成立っと。じゃ、行くよ？『ブラックローズチェーン〈大〉』」
オ「《ｸﾞﾗｯ》っ･･･！」
ロ「これでも、まだ上に二つくらいあるからね？耐えられる？てか、耐えなきゃダメだよ？」
オ「耐え･･･る･･･！」
ロ「あ、それとは別に、人と会った瞬間に厄が降りかかるからね、君に。じゃ。」
《ﾎﾞﾌﾝ》
オ「っ･･･！早く戻るか･･･。」
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作者名：ほづみん | 作成日時：2018年1月7日 22時
