神社に行くまで 妖夢＆オロチ ページ40
〜妖夢side〜
私の助けてくれたオロチ。今、霧島の森を抜けた所です。後10分位で霊夢の神社につきます。…が。
オ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!!!」
オロチの咳が酷くなってます。フラフラしながら、私の前を歩いているので、「肩かそうか？」って何度言っても、「大丈夫だ。」って返ってくる。無理しまくりだよ…。
妖「ねぇ…本当に大丈夫？めっちゃフラフラしてるけど…。」
オ「あ…ああ。大丈夫…。」
ほらね。もう絶対無理してる。
妖「大丈夫じゃないよ。咳も出てるのに…。」
オ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!!!も…問題ない…から…。」
いや問題大ありだから。←
妖「(さっきよりも悪化してるよ…このままじゃ、神社まで意識保てるかわからないよ…。)」
オ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!!!うぅ…。」
倒れそうになるオロチ。
妖「！？オロチ！！」
私は慌てて駆け寄った。
妖「熱っ！熱あるよ！？」
オ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…!!!!」
妖「仕方ないか。よっと。」
私は、オロチを背負って、神社に向かった。
〜雅side〜
…もうすぐ30分経つ。戻ってくる気配ないんだけど。
雅「…来ない。」
魔「もう行った方が…！」
なしたの魔理沙。死人が生き返ってCome Backして来ました☆みたいな顔して。←
魔「妖夢が…帰ってきた。」
…え…えぇぇぇぇぇぇ！！！
〜妖夢side〜
…どうしよう。皆になんて謝ればいいかな。
オ「ｹﾎｯｹﾎｯ…。」
妖「あ、大丈夫…？」
オ「大分…。」
妖「…ねぇ、何て言って謝ればいいかな。」
オ「…謝罪の言葉はいらないと思う。行けばわかるさ。」
妖「…？」
オロチの言ってる意味がわからなかった。
オ「ｹﾎｯｹﾎｯ…。」
妖「(大分熱も引いたし…何とかなりそうだね、オロチは。…よし。)」
〜雅side〜
やったぜ！！！オロチが帰ってきた！！
妖「雅…魔理沙…。」
雅「無事でよかった。」
魔「うん。」
妖「あ、魔理沙…ごめん…」
魔「ごめんだぜ妖夢。」
妖「な、なんで魔理沙が謝るの！？」
魔「黒幕に腕掴まれた時、一番近くにいたのは私だった。でも、何も出来なくて…。」
妖「状況が状況だし、仕方ないって！」
魔「良かった！もう絶交だとかいわれたらどうしようかと思ったけどよかったぜ！」
妖「あ…うん。」
オ「…な？」
妖「…うん…！」
オ「《フラッ》」
妖「オロチ！！」
雅「熱っ！えっと…46.9℃…ってヤバくね！？暑いの領域超えてるよ！」
妖「私を…守ってくれたの…。」
雅「後で、話聞かせて？」
妖「うん。」
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作者名：Bokarira | 作成日時：2017年9月8日 17時
