199話 ページ49
日曜日退院した
パパ達が手続きのために来てたけど入道パパは来てなかった
久しぶりに寄らないか。と聞かれたから寄ることにした
車の中は学校はどうだ？とか倒れたことを言いなさいだとかそんな話をしてた
齋藤｢言ったよね、ちゃんと倒れたら戻って来なさいって｣
あー、そんなことも言ってたな……そう思いながら見ればどこか黒い笑が怒りを伝えている
A｢忘れてた｣
そういえば、あのね……と息をつかれる
齋藤｢Aの体にストレスを与えることはダメなの。無理するのもダメ
もう、Aの体は壊れてるの
本当に死んじゃうよ。血を吐いたでしょ？
もう体が悲鳴をあげてるの｣
死……その言葉に衝撃を受ける
そんなことは知らない
死ぬわけが無い
A｢漫画じゃねえんだよ。ここは現実だ
ストレスで死ぬ？んなわけねえじゃん｣
そう言い返せば人間の体は……と理論が始まる
イラつきで聞きたくもない
無理やりこじつけているようにしか聞こえない
齋藤｢要するに、人は死ぬの
ストレスで死ぬ。過労死があるようにね
もし､Aがそれでも無理をするなら入院さすことも出来る。そのぐらい危険なところまできてるんだ｣
入院……信じられなくて目を見開く
齋藤｢今の状況がわかったでしょ？｣
頷くしかない自分が情けない
A｢俺はそんなに弱くない。ストレスなんかで死なねえ｣
それに死ぬ訳にはいかねえ……そう言えば竜二パパがふざけるな！と怒鳴る
柘植｢お前は弱くねえ！今入院してねえのがおかしいぐらいだ！そこまでお前は来てんだよ！
普通は入院して過ごすレベルだ！
お前が死にたくなくても死にたくてもお前はそこまできてんだ！｣
俺は殺されたい
ストレスなんかで死ぬのはお断りだ
A｢分かったから｣
話を終わらす
齋藤｢オカアサンが今東京にいるから神奈川ならバスで行けるよ！……と｣
しつこい。そこまでか？
そこまでして、俺を苦しめたいのか？
だが、死ぬかもしれない。それは嬉しい話だ
ストレスということは殺されているのと同じだ
人がいて人に精神を殺されるということだからな
A｢前向きに考えてみる。と伝えといて｣
前向きに……転校するのもいいかもしれない
俺と一緒にいればあいつらに迷惑かもしれねえし
齋藤｢……はい｣
低い声が聞こえる
低い声になる理由が分からない
遠くから見えるのは懐かしい俺の居場所
重い門が開き駐車場が見えてくる
A｢部屋行ってくる｣
そう残し部屋に向かっていく
バレないように見つからないように気を登って窓から入る
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柳 - I like choco.さん» また、このシリーズのどこかのコメント欄にあの二人がいる確率１００％だ。見つけてみてくれ。 (2020年8月10日 20時) (
レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - I like choco.さん» 応募してくれてありがとう。まさか俺が選ばれるとは、予想外だったな。この物語は俺も立海メンバーもよく見ている。大変そうだが、頑張ってくれ (2020年8月10日 20時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco. - わ！ありがとうございます！楽しみです！ (2020年8月10日 18時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 186話が136話になってました！柳のコメント、もうしばらくお待ちくださいませ。 (2020年8月10日 14時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - しばらく更新できません (2020年6月3日 21時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I like choco. | 作成日時：2020年4月15日 10時
