【銀魂】空から女の子が降ってきました。２

第八十訓 ページ37

銀時「高杉ィィィ！！！」



桂「そーいうことだ！！」






すると不意に銀時君と桂君が、向こう側の船から此方を見下ろす高杉に向かって剣を向けた。






銀時「俺達ゃ、次会った時は仲間もクソも関係ねェ！！」



「「全力で、てめー/貴様をぶった斬る！！」」






桂君と銀時君が声を揃えて叫んだ。


……あり、私も叫んだ方が良い感じー？






『高杉！私も許さないから！次会った時は問答無用で捕まえて切腹させてやる！！地球のお巡りさん舐めんなよ！！』






高杉に届く様に叫んでやった。



そして。







「「『……せいぜい街でバッタリ会わねーよう、気を付けるこった！！！』」」








＿＿＿＿＿＿バッ！！！








三人で声を合わせて、空に浮かぶ船から飛び降りた。




後ろの天人達が驚いた様な声が聞こえる。




私達はというと、パラシュートを開いた桂君に掴まって、下へと降りていく。上から砲撃が来るが、全く当たらない。






銀時「用意周到なこって。ルパンかお前は。」



桂「ルパンじゃないヅラだ。あっ間違った……桂だ。伊達に今まで真撰組の追跡をかわしてきた訳では無い」



『ヅラ似合うと思うよ。桂君はヅラとして生きていきな。というかフジコちゃん良いよね…惚れ惚れする美しさ……』



桂「ヅラじゃない桂だ！！」



銀時「Aお前、ナンパしてんだろ？良い女なら沢山知ってんじゃねーのか？」



『ねェこの事見逃してあげるからさ、今度「完全自 殺本」買ってくれないかい？』



「「人の話を聞け！！！」」






あり、怒らせちゃった。






銀時「てかお前それで高杉に何されたんだよ」



『げっ、まだ覚えてたのかい？？しつこいね君も……しつこい男は嫌われるよ』



銀時「うるせェ！！俺が天パじゃなかったらモテてましたーー！！！」



『ハッ負け犬の遠吠えだね！！まぁ、でも桂君もストパーだけどそんなモテないし髪型関係無いんじゃない？』



銀時「あっ、確かに。Aお前天才か？？」



『あっバレてしまったかい？実はそうなんだよねー』



桂「落とすぞ貴様ら」



銀時「『ちょっ、待て待て待てヅラ！！』」









桂「ヅラじゃない！！桂だァァァァ！！！！」









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