【銀魂】空から女の子が降ってきました。２

第五十四訓 ページ11

翌朝。



最終的に万事屋の三人は帰らず、カブト狩りを続ける様だった。






『あー見つからないですねトシ。諦めましょうよていうか暑いです。おんぶして下さい私には歩く気力もないです』



土方「うるせぇ子供かてめェは！！てか自分で歩けや！！！」



沖田「A、俺がしてあげやしょうか？」



『総悟は落とされそうだからイヤ』



沖田「大丈夫ですぜ、きっちり調教してから落としてやりまさァ。」



土方「(こんなで大丈夫なのだろうか)」




※大丈夫じゃないです。








＿＿＿＿＿＿＿＿＿






＿＿＿＿＿







＿＿








そうして2日目も奮闘しながら暫く探したがカブトムシ一匹見つけられず。



更に総悟はフラッと何処かへ消えるし。






『全く見つかりませんけどー？これ万事屋に嫌がらせしたの意味なかったんじゃあ』



土方「だが裏を返せば万事屋も見つけられないというこ」



『あっ神楽ちゃん達だ！』






すると、万事屋の三人が歩いているのが前方に見える。今日も神楽ちゃんは可愛い。






神楽「あ！銀ちゃん見てヨ！」






……………………って、ん？？？






『…………トシ〜、もしやあれって』






神楽ちゃんが指差した先にあるのってさ、もしかしてー…






神楽「金ピカピンのカブトムシアル」











((((瑠璃丸ゥゥウウウウ！！！！！！！))))











ねぇ！なんで将軍様のペットとやら万事屋の所に居るのかな？！


色々面倒臭い事になる予感しかないよ！！！






近藤「いかん！早くいかないと」



『ちょっと待ってください。瑠璃丸は金色です。珍しいからこそ知識不足の三人は毒があるとか思うかもしれません』



土方「……確かにな、様子を見るか」






草影で三人を見守る。
私の予想通り、銀蝿とか言って去っていった。






土方「しめた！！アイツら本当に行ったぞ！！」



『今です！ロッ……瑠璃丸を！！』



土方「ロリ丸って言おうとしただろテメェ！」



『言ってません！！！！！』








そんな事を言いながらも瑠璃丸を捕まえようとすると……








＿＿＿＿＿ブ〜〜〜……ンッ……








『「「あ。」」』








瑠璃丸は飛んでいき、



神楽ちゃんの頭にピタッと止まった。









『………え』







…………マ ジ か よ ！ ！ ！ ！









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