感謝を感じて ページ48
「お前…生きてたのか…」
「いえ｡私はもう死んでます｡レグットはもういません｡」
「私はAです｡」
カンッと男の剣を受ける。少し剣術も齧っていたが素人な為魔術で応戦する。
「何故…何故…貴様らは邪魔をする…」
「「守りたいものがあるからだ/です」」
私が放った毒が男に命中し、片腕が溶けた。気持ち悪いけどそんなの気にしてる場合じゃない。
毒が効いたのかどんどんグルッペンに圧される。
そしてグルッペンが男の剣を弾いた。
「これで……おしまいだ。」
「…グルッペン様｡良いとこ取りで悪いかもしれませんが私にやらせてくれませんか。」
「………良いだろう。」
少し間を開けられたが承諾してくれた。そして私は呪文を唱える。
「これは貴方が楽に死ねるようにじゃない」
「貸したものを返して貰う為」
すっとコアと肉体を切り離す。コアは空間魔法の中へと入れた。男は徐々に老けていきよぼよぼのお爺さんになった。
「…妻との約束を守れなかった」
と呟いて倒れた。
「死んだ…のか？」
「…はい｡元々人間の人が無理に魔力を溜め込むからコアを切り離されただけで死んでしまいます」
「そうか…」
空間魔法から机や椅子、テーブルクロスなどをだしお茶会をセットする。
「…お話がしたいです｡今すぐ」
私が紅茶とシュトーレンを出す。
「……わかってる｡私も聞きたいことがある」
と席についた。辺りは建物が崩れていたり、ボロボロな森も見える。そんな中お茶会は始まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 348人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
g - 続編のリンク貼ってくれるとありがたいです！！ (2020年2月25日 12時) (
レス) id: c5e6001023 (このIDを非表示/違反報告)
夏みかん(プロフ) - めちゃ面白いです！因みに自分名前をオランにしてるんですよ。zmさんの「〇〇居らんやろ？」って言葉自分の名前入れたら「オランおらんやろ？」になっててクソ笑いましたw (2019年7月2日 20時) (レス) id: 018891dee6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kamosasinwo | 作成日時：2019年6月19日 14時
