治療 ページ42
クロノアside
「!」
逃げてる途中横たわってる人をまた見掛けた。今までとは違い氷柱が刺さっていく、ただ横たわってる人物。
何か見覚えがあったのでそっと近づく。
「えっと……ゾムさん…だよね多分。」
確か我々国の幹部の一人だった気がする。取り敢えず息はあるみたいだから早く連れ出さないと…
「日常国のクロノアです。通してくれませんか」
「何か証明を…ゾム様！！」
「早く治療をさせてあげてください」
とフラフラになりながらゾムさんを兵士の一人に渡すと同時に門が内側から開かれた。
「…貴方は確か日常国の」
「クロノアです。ゾムさんを治療してください。」
「!…運んできて下さったん？…すまん…通してあげてや。」
確かトントン…さんだと思う。眼鏡に赤マフラー。多分あってる。
魔力補給が必要なんで自分も医療室についてった。
Aさん…無事だといいけど…
ゾムside
ゆっくりと意識が浮上する。さっきまで寒い所に居ったせいか布団が天国に思える。
「…起きた？」
「ぺ神……」
ハッ！と我に帰った
「ぺ神！！Aは！？Aはどうなったんや！」
「…やっぱり失踪事件と関係してたんだね…まだ残念ながら」
クロノアさんが命からがらゾムを此処まで連れてきてくれたと告げられた。
クロノアさんは隣のベッドで休んでいた。感謝を述べ立ち上がろうとするものの体が痛み踞ってしまう。
「クッソ…何でや…」
俺のせいか。俺のせいなのか。と後悔が生まれた。
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g - 続編のリンク貼ってくれるとありがたいです！！ (2020年2月25日 12時) (
レス) id: c5e6001023 (このIDを非表示/違反報告)
夏みかん(プロフ) - めちゃ面白いです！因みに自分名前をオランにしてるんですよ。zmさんの「〇〇居らんやろ？」って言葉自分の名前入れたら「オランおらんやろ？」になっててクソ笑いましたw (2019年7月2日 20時) (レス) id: 018891dee6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kamosasinwo | 作成日時：2019年6月19日 14時
