人生2度目 ページ23
数時間後にまた人がやって来て誰かを連れてった。
それと同時に私の牢屋の鍵を開けた。噛み殺そうかそんな野暮な考えをしたが流石に面子が丸潰れだ。いや既にもうないかも。
「久し振り。覚えてる？」
「…私の人生無茶苦茶にした人ですよね」
「とんでもない！あれは君の為だったんだよ」
「何を仰いますか…」
過去にオークションに売った人を覚えていますでしょうか。今その彼が私の目の前で頬杖をかいて私を見下ろしています。
「今回君を誘拐した理由は君の魔力がほしい」
「無理ですね。何しようって言うんですか」
「生物兵器を作り上げる」
淡々と何を言ってるんだこの人。生物兵器？は？
「魔術師だったら他にいるのでは」
「確かにオークションでは純血とかもいたけど正直なーんかいまいちなんだよね」
「魔力は人に渡すとき毒素を抜かないとその人が死にます。ぴったり合う相性の人じゃないと…」
「それが見つけちゃったんだよ〜」
「……私のDNAをいつ？」
あの頃は寝ているとき攻撃を自動で跳ね返す魔法をかけていた。もし危険と感じる行動をされれば触れられない筈。
それでも誘拐できたのはただ持ち上げるだけなら危険と判断されないからだ。
「まさかスパイ…？」
「そそ。正解。」
てかそろそろ君のペアを連れてきても良いかな。何て言って魔術師が入ってきた。何だいるじゃんか。
「あの人じゃ駄目なんですか？」
「彼女は駄目だったからこうして使用人としている」
そして彼女は何かをこの男に耳打ちして何処かへ行った。
「さて。君のペアのご紹介だ」
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g - 続編のリンク貼ってくれるとありがたいです！！ (2020年2月25日 12時) (
レス) id: c5e6001023 (このIDを非表示/違反報告)
夏みかん(プロフ) - めちゃ面白いです！因みに自分名前をオランにしてるんですよ。zmさんの「〇〇居らんやろ？」って言葉自分の名前入れたら「オランおらんやろ？」になっててクソ笑いましたw (2019年7月2日 20時) (レス) id: 018891dee6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kamosasinwo | 作成日時：2019年6月19日 14時
