文豪たちの反応調査記録 其の肆

夢主のことを好きな女の子が、夢主を殺そうとしてみた (凍り姫様リクエスト) ページ31

中島敦


「離れてください。時雨さんから・・・僕から」

彼にしてはかなり珍しく、殺気剥き出しです。
女の子は其れに怖じ気づき、貴方を刺そうとしたナイフを捨てて走り去りました。



太宰治


「よくも私の時雨に・・・いくら女の子だからとはいえ、容赦はしないよ？」

懐から取り出した拳銃を女の子の頭に押し付けます。
貴方は腕を掠めただけでしたが、其の代償は命でした。



江戸川乱歩


「・・・ねぇ、隠れてないで出てきなよ」

彼は尾行に気づき、貴方を慕う女の子に声をかけます。
凶器は奪い「云いたいことがあるならはっきり云う！」と背中を押しました。
恋人は無理でも、友達にならなれますよね？



芥川龍之介


「空間断絶」

貴方に刃が迫ると同時に空間ごと削り取ります。
貴方の隣を歩いていた彼が指名手配犯だと気づくと、恐れをなして逃げていきました。



中原中也


「時雨・・・あー、解ったよ。いいか、今回だけは見逃してやる」

彼に鍛えられ、護身術としては十分すぎる体術を身に付けている貴方。
不意の攻撃も難なくかわし、女の子を取り押さえました。
彼は女の子を殺そうとしましたが、貴方が頼むと今回だけは見逃します。



フョードル・ドストエフスキー


「困ります。彼女の命は僕のものなんですから」

奪うも生かすも彼次第です。
しかし、彼の命も貴方のものです。
初めて一つになった夜に交わした、大切な約束でした。

死にたがりな夢主が、澁澤に｢君なら、私を殺せる。だから・・・お願い、私を・・・殺して｣と云っていたのを聞かれてみた (ユーリ様リクエスト)→←夢主が文豪の嫌いな相手に「かっこいいし、好きだなー」と云ってみた (江戸川あん様リクエスト)

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